ぐるっと流山 高木里代子ジャズライブ

ページ番号31524 更新日 平成28年8月31日

ステージの写真

 平成28年8 月26 日(金曜日)、 生涯学習センター(流山エルズ)で、今年2月にエイベックスからメジャーデビューし、美しいジャズピアニストとしてブレイク中の高木里代子さんのライブが行われ、多くのジャズファンが生演奏を楽しみました。第6回流山ジャズフェスティバルの一環として企画されたもので、高木さんをはじめジャズトリオのメンバーは全員流山初登場。コンサートが終わっても1時間以上ファンの皆さんとの交流が図られるアットホームな雰囲気のイベントとなりました。


衣装替えをした高木さんの写真

 高木里代子さんは4 歳からピアノを始め、慶応義塾大学在学中から都内のライブハウス、クラブなどで演奏を始めました。ジャズをベースに、ジャンルにとらわれないサウンド感とインプロヴィゼーション、ジャズミュージシャンと思えないファッションやビジュアルで注目されています。2014 年、モントルーJAZZ フェスティバルジャパンコンペに参加、セミファイナルまで進出。ダイナースクラブが主催する動画コンテストでは人気投票1位によりブルーノートへ出演。さらに世界的ギタリストのリーリトナー氏、Crystal Kay 氏、その他ビッグアーティストたちとの共演を果たしました。


ステージ後方からの写真

 さらに昨年1 月には、高木初ソロアルバム「Salone」が、リリース後、まもなくハイレゾ配信サイト「e-onkyo music」の総合チャート、JAZZ チャート共にランキング1位を記録。さらに同年9月に東京JAZZ へ出演しました。そして、今年2 月にはエイベックスよりメジャーデビューしアルバム「THE DEBUT!」が発売し、テレビやラジオに忙しい高木さんですが、「すみだストリートジャズフェスティバル」のステージで初披露された新曲を、流山では初めてピアノソロで演奏。まだ曲の名前も決まっていないそうなのですが、「新曲in流山」と紹介して会場を沸かせながら演奏されていました。この日の様子は、高木さんご自身がSNSでアップデートされ、ファンの皆さんの反響を呼んでいます。


ドラムスを叩く山内陽一朗さんの写真

 ドラムスの山内陽一朗さんは、1985 年北海道札幌出身。2004 年に洗足学園音楽大学に入学。ドラムを大阪昌彦氏に師事。2008 年、大学卒業と同時にフリューゲルホーン&ボーカリストのTOKU のレギュラーバンドに加入。2010 年、アコーディオニストのCoba のイタリアツアーに参加。2011 年、ギタリスト菰口雄矢を中心とする「voice pics」結成。この日は、黒地に「流」の文字を染め抜いた流山ジャズフェスティバルのオリジナルポロシャツを着て迫力あるドラムを披露してくれました。


ベースを弾く仲石裕介さんの写真

 ベースの仲石裕介さんは、1986 年大阪出身。高校生の時にエレキベースをはじめ、その後、大森成彦氏の演奏に感銘を受けコントラバスを始めました。ユニバーサルスタジオジャパンのハウスバンド、関西のホテル、バー、ラウンジで演奏活動を始め、20 歳の時上京。現在、都内、横浜を中心に演奏活動をしています。この日のステージは、オリジナルナンバーあり、スタンダードあり、即興演奏あり、客席からの手拍子ありと盛り上がったコンサートを後方から安定したベースでリードしていました。


即興で曲を作る高木さんの写真

 高木さんのライブでは恒例となっている即興コーナーでは、柏や流山で活動されているジャズヴォーカリストの海藤純さんがステージで6音弾くと、その音色を元に、「素敵なフレーズをいただきました」と高木さんが即興で曲をつくって演奏。大きな拍手が贈られていました。地元のファンが多く詰め掛けた今回のライブでは、流山にお住まいの高校2年生の女子高生から似顔絵をプレゼントされて思わず握手する姿も見られ、ほのぼのとした温かな企画となりました。


ピアノを弾く高木さんの写真

 7月から始まった第6回流山ジャズフェスティバルは、8月で自主企画を終了し、9月3日(土曜日)に走る流鉄車両の中で、流山が生んだ世界的バンジョー奏者・青木研さんのバンドが演奏なども企画されている「流鉄ビア電車ライブ」と、浅間神社で予定されている「切り絵行灯と音楽の夕べ」とのタイアップ企画を残すのみとなりました。同フェスを主催している流山文化のまちづくり実行委員会(宮原哲也実行委員長)は「第7回、第8回と流山ジャズフェスティバルを続けていきたい」と語っていました。


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