ぐるっと流山 夏休み親子チャレンジ教室 水のサイエンスマジック

ページ番号31449 更新日 平成28年8月24日

会場に集まった参加者の写真

 平成28年8月21日(日曜日)、文化会館で、北豊島中学・高校で教べんを執っておられる山川幸子さんを講師に招き、夏休み親子チャレンジ教室3回目の講座「水のサイエンスマジック!」を実施しました。山川さんは、東京理科大学と公民館の共催事業の親子科学教室でも講師としてご協力いただいています。募集定員を超える応募があり、当日は25組51人の親子が参加しました。


水を飲み比べる女の子の写真

 まず、講師が得意のカードマジックを披露して教室を盛り上げました。続いて、資料を配ると「実験をして記録を取ることが科学では重要です」と、結果を考えて実験を行い、記録を取ることの大切さを説明しました。その後全員でAからEまでの5種類の水を試飲すると、色・味・においなど、それぞれの特徴を書き込みました。答え合わせをすると用意されたAとBの水は日本の水で、C、D、Eは海外の水でした。日本の水は、水に含まれるミネラルが少ない軟水が多く、逆に海外の水はミネラルが多く、硬水が多いことがわかりました。


コップごとに洗剤を溶かしている様子の写真

 続いて、硬度によって洗剤の泡立ちの違いを確認するために先ほどの水に洗剤を溶かしました。用意された硬度14の日本の水と硬度1,400の海外の水を比べると、日本の水が良く泡立つのに比べて、海外の水はいくらかき混ぜても水が濁るだけで泡立ちませんでした。


講師のアドバイスを受ける参加者の写真

 次に、水溶液を調べる実験では、万能PH試験紙を使いました。この試験紙は水溶液の酸性・中性・アルカリ性を調べることができます。実験では、レモン水、漂白剤などに試験紙をつけ、色が変わる様子を観察しました。


酸性・中性・アルカリ性を調べ、色が変わった水の写真

 最後に身近なもので酸性・中性・アルカリ性を調べる実験をしました。実験で使ったのは、紅茶(茶色)とハーブティーのマローブルー(紫色)ですが、このほかにも紫キャベツやナスでも調べることができるそうです。紅茶にレモン水を入れると色が淡くなり、漂白剤を入れると色が濃くなりました。ハーブティーにレモン水を入れるとピンク色に変わり、漂白剤を入れると茶色に変わり、参加者は色の変化を不思議そうに見ていました。


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