ぐるっと流山 森の図書館ギャラリーガラスケース展示 今と昔の街並み

ページ番号31258 更新日 平成28年8月9日

展示正面の写真

 平成28年8月20日(土曜日)まで、森の図書館のギャラリーガラスケースでは、熟年工房ジオラマ倶楽部による、ジオラマ展示「今と昔の街並み」を開催中です。
 ジオラマ倶楽部のある「熟年工房」は、主に熟年層や初心者向けに市内でパソコン関連の講座を開いている教室です。そこでの知識を活用して行われているのが、今回展示をしているジオラマです。2013年から流山市の建物を中心にジオラマの制作をされています。
 現在行われている展示では、「今と昔の街並み」と題し、流山市内の昭和と平成の建物をジオラマで比較、表現しています。その作りは非常に精巧なもの。展示には、ジオラマの作品とともに、その制作方法についても詳細に説明されていますが、まず始めの「画像・情報の収集」から驚きの連続です。
 


商店街などのジオラマの写真

 今回は、昭和時代の流山の建物が数多く展示されています。その建物は、今となっては姿を消し、すでに見ることのできなくなってしまったものばかりです。熟年工房ジオラマ倶楽部・久保達夫さんによる解説には、「納得のゆくジオラマ作品を完成させるには多くの画像・情報が必要です」とあります。その収集方法は、現地を訪れたり、インターネットで検索をかけたりするほか、図書館や博物館などの活用、さらには、地元の方々のインタビューまで、実に念入りです。そうして出来上がった作品は、収集した情報を元にパソコンなどの最新機器を活用し、縮尺1/30で設計されているとのこと。


小学校や郵便局のジオラマの写真

 久保さんは、このジオラマ制作を通じて、「流山に対する関心や愛着が増して来ています。(中略)昭和の街並みを復元し、現在の街並みを保存する事は大変意義のある事に気が付き始めました。少しでも地域のお役に立てる事を続けて行きたいと思っています」と、その心境をつづってくださいました。
 「古い建物は、特徴があっていいですね」「とても精密にできているね」など、展示をご覧になった方から、多くの感嘆の声が上がっています。長い間流山に暮らしている女性は、展示された昭和時代の江戸川台駅のジオラマをご覧になり、「以前に駅を使っていた時は、こんな感じだったよ」と懐かしみました。
 展示は、8月20日(土曜日)まで開催しています。時間は9時30分から17時まで。8月20日は15時までです。お問い合わせは、森の図書館(電話04‐7152‐3200)まで。
 


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