ぐるっと流山 流山市景観シンポジウム

ページ番号31265 更新日 平成28年8月10日

あいさつをする井崎市長の写真

 平成28年7月30日(土曜日)、南流山センターで第6回流山市景観シンポジウムを開催しました。今回の景観シンポジウムは「資産価値を高めるまちづくり~景観形成の効果~」と題し、4人の専門家の先生をお招きしました。
 第1部では、市役所都市計画課より「行政のこれまでの取組」の発表をしました。今年は、流山市が景観行政団体へ移行してちょうど10年の節目の年です。流山市景観計画の内容と、どのような指導を行ってきたのか、事例を交えて紹介しました。
 


東京大学大学院教授・浅見さんの写真

 続いて特別講演として「流山グリーンチェーン戦略に関する資産価値の向上について」と題し、東京大学大学院工学系研究科教授の浅見泰司さんに講演をいただきました。「グリーンチェーン認定を取得することにより住宅の不動産価値が向上する」との分析結果を分かりやすく話していただき、来場者の中には丁寧にメモを取るなど、熱心に聞き入る姿がみられました。


横浜市立大学教授・齊藤さんの写真

 基調講演では「これから価値が上がる住宅・住宅地~景観とコミュニティ~」と題し、横浜市立大学国際総合科学部教授の齊藤広子さんより講演をいただきました。住宅地の価値を上げるために必要な取り組みなど、流山市の事例を交え、先生持ち前の明るさと、分かりやすいお話であっという間の40分間でした。


パネルディスカッションの写真

 第2部では、「景観の視点から流山のまちづくりを振り返る」と題しましてパネルディスカッションを行いました。ディスカッションのコーディネーターとして日本大学理工学部特任教授の横内憲久さん、パネラーとして第1部で講演をいただいた浅見泰司さん、齊藤広子さんに加え、流山市の景観に精通しておられる日本大学理工学部教授の岡田智秀さんに参加していただきました。


会場全体の写真

 流山市の良い景観の事例紹介や、今後の期待と課題を中心に、第1部での講演内容も交えて「市民の方が日常生活でグリーンチェーンをどう感じることができるのか」「地域のブランド力を定量化できるのか」などの興味深い議論がありました。また、来場者の方からたくさんの質問をいただき、大いに盛り上がりました。
 今回のシンポジウムでは、景観によってまちの資産価値が高まるとは一体どういう仕組みなのか、また、今後さらに資産価値を高めるためにどうしていくべきなのか、来場者の方と一緒に考えることができました。市では引き続き、良好な景観形成に努めます。
 


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ