ぐるっと流山 夏休み親子チャレンジ教室 切り絵でミニ行灯作り

ページ番号31199 更新日 平成28年8月4日

講師の飯田さんの写真

 平成28年7月30日(土曜日)、市内在住の飯田信義さんを講師に迎え、文化会館で「切り絵でミニ行灯作り」を開催しました。これは、文化会館で開催する、夏休み中の子どもと親を対象にした「夏休み親子チャレンジ教室」のうちの1つです。
 募集定員を大きく超える応募があり、当日は、当選した24組52人の親子が参加しました。
 


子どもに切り絵を見せる飯田さんの写真

 講師の飯田さんは、これまでに多くの切り絵作品を生み出しています。特に、飯田さんのご近所にお住まいの長谷部年春さんが手作りした行灯本体に、飯田さんの切り絵を合わせた手作りの切り絵行灯を、江戸川沿いの流山本町と呼ばれる地域に設置し、観光の振興と活性化に尽力されていることで多くの方に知られています。


マスキングテープを貼る子どもの写真

 教室は、まず行灯作りから始まりました。和紙を貼り合わせた牛乳パックにマスキングテープで飾り付けをしました。その後、セロハンテープで牛乳パックを行灯の形に整えると、牛乳パックがきれいな行灯に変身しました。
 次に、切り絵を始める前に、飯田さんがデザインナイフを使う際の注意点、カットの際のポイントなどを説明しました。ナイフを初めて扱う子どもが多く、親子で真剣に講師の説明を聞いていました。
 


子どもにナイフの使い方を教える飯田さんの写真

 参加者には、黒いラシャ紙で作った四季のイラストを2種類ずつ計8枚配布しました。イラストは講師の飯田さんが下絵を作ったもので、黒い線がひとつながりになるように工夫されています。春は、「花」と「桜」、夏は、「アサガオ」と「風鈴」、秋は、「月見団子とウサギ」と「かぼちゃランタン」、冬は「羽子板」と「クリスマスツリー」で児童は風鈴やアサガオなど、好きなイラストを選んで切り絵を作成しました。


牛乳パックを行灯の形に整える子どもたちの写真

 切り絵の基本は、手の向きは動かさず、下絵の方を回転させて、常に上から下に切ることです。細かな部分から切り取っていき、大きな部分を最後に完成させます。これは、最初に大きな部分を切り離してしまうと、細かな作業の時に絵がちぎれてしまうためです。細かな作業は親の手助けを得て、子どもたちは次々に切り絵を完成させていきました。


集合写真

 出来上がった行灯と切り絵を持って別室に移動した児童は、スプレーのりで切り絵を行灯に貼り付けていきました。事前に切り絵の貼る位置を想像しながら貼っていくのですが、枠からはみ出る子や、上のほうに貼ってしまった子もいて、親子で四苦八苦しながら切り絵行灯を完成させていました。出来上がった行灯にLEDランプを入れた後、会議室を一斉に暗くすると、美しい行灯の光が灯り、参加者から感嘆の声が漏れました。最後に行灯を持って記念撮影をすると、幻想的な空間が生み出され、参加した親子は、外の暑さを忘れるひと時を過ごしました。
 また、講師の飯田さんの切り絵展が、10月に南流山センター、11月に蔵のカフェ+ギャラリー灯環で開催される予定です。ぜひお越しください。
 


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