ぐるっと流山 第24回子育てコンサート annmaとどんの「ドオン! 祭り!!」

ページ番号31154 更新日 平成28年7月27日

オープニングの様子の写真

 平成28年7月24日(日曜日)、文化会館ホールで第24回子育てコンサート annmaとどんの「ドオン! 祭り!!」が開催 されました。
 公民館では、小さいお子さんがいるためコンサートなどに参加することができず、生の音楽を聴くことができないという子育て中の方に、赤ちゃんが泣いても、子どもが静かにしていられなくて動き回っても構わない、誰でも楽しめるコンサートを平成14年度から年2回無料で開催しており、今回で24回目を迎えました。
これまでもジャズや沖縄ポップス、クラシックや吹奏楽など、さまざまなジャンルの音楽を子育て中の方々に提供してきましたが、今回は和太鼓の演奏をお楽しみいただきました。
 


「海のお囃子」演奏の様子の写真

 今回の出演者は、ともに自身の子育てが縁となりつながったお母さん方で結成された和太鼓グループ、和太鼓annmaと和太鼓どんの皆さん。和太鼓annmaは、2010年から、和太鼓どんは2002年から活動しています。多くの親子に楽しんでもらおうと、皆さん今回のコンサートに向けて、家事、育児、仕事など忙しい合間を縫って一生懸命練習に励み、当日を迎えました。


和太鼓annmaによる演奏の様子の写真

 コンサートは「海のお囃子」という曲から始まりました。ステージ上だけではなく、メンバーがお客さんのそばを通りながら演奏し、また客席後方からは、獅子舞に使われる「獅子頭」を手にしたメンバーがお客さんの間を巡り、幸せを願う厄払いが行われ、会場を盛り上げました。
 続いて、和太鼓annmaによる「走楽(らん)」の演奏。沖縄のエイサー太鼓とパーランクと呼ばれる片手に持って叩く小さな太鼓で踊りながら演奏する、疾走感あふれる曲です。annmaのメンバーが「ヒヤササ(元気かい)?」と言うとお客さんが「ハイヤ(元気だよ)!」と答える掛け声もあり、会場全体が沖縄の空気に包まれました。
 


和太鼓どんによる演奏の様子の写真

 続いて、和太鼓どんによる豊年太鼓です。鬼の面をつけたメンバーがステージに登場すると、怖くて思わず泣き出す子どももいました。お客さんがステージ上へ飛び入り参加して、鬼たちと一緒に演奏する場面もあり、大人も子どもも演奏にあわせて手を叩いたり、体を揺らしたり。最後は一つの太鼓を鬼たちが代わる代わる叩くという迫力のある演奏に会場全体が魅了されていました。


客席の写真

 鬼たちの演奏が終わると、鬼たちがはいていた「パンツ」を題材に、メンバーが子どもだったころに流行ったという「鬼のパンツ」の手遊びをしました。ステージ上のメンバーの振りに合わせ、会場の親子も笑顔で手遊びを楽しみました。


絵本を映したステージ上のスクリーンの写真

 続いて、今回のコンサートのタイトルにもなっている、絵本「ドオン!」の朗読が始まりました。今回は趣向を凝らして、絵本の朗読に合わせた太鼓の演奏で会場を盛り上げました。さっきまでノリノリだった会場も、太鼓の演奏付きの豪華な読み聞かせと、絵本を映したステージ上のスクリーンにすっかり見入っていました。


手遊びをする会場の写真

 最後は「山のお囃子」というにぎやかな曲。お客さんの「そら打てはやせ、まだまだはやせ」のかけ声とともに、どんどん演奏は盛り上がります。演奏が最大限に盛り上がったところで、メンバーの頭上からカラフルな風船が落ちてくると、会場内に歓声が上がりました。
 今回のコンサートは、太鼓の演奏とともにステージと客席が一緒になって盛り上がり、会場が一つになって楽しみました。「子育て中の母」であるannmaとどんのメンバーがステージ上でいきいきと演奏する姿は、来場した子育て中の親たちへのエールになったことと思います。
 


上から風船が落ちてくる様子の写真

 会場を後にするお客さんからは、「ものすごく楽しかった!」「次も楽しみにしています!」という声が多く聞かれ、他市から参加されたお客さんからは、「流山は親子で楽しめるこんなコンサートがあっていいですね。うらやましいです!」という感想も聞かれました。
 次回の子育てコンサートは来年3月を予定しています。詳細は、今後の広報ながれやまや市のホームページなどでお知らせする予定です。このコンサートは、赤ちゃんからお年寄りの方までどなたでもご参加いただけますので、ぜひご来場ください。
 


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