ぐるっと流山 幼児と親の食育講座

ページ番号30691 更新日 平成28年6月29日

参加者が作った料理

 平成28年6月20日(月曜日)・23日(木曜日)の2回にわたって、流山市中央公民館(文化会館)で「幼児と親の食育講座~一緒に食べるっておいしいね」が開催されました。会場には10組の親子に参加いただき、食習慣を決める第1歩となる幼児期の食の大切なこの時期に必要な栄養、食品の選び方や美味しくて簡単にできる調理方法など学びました。


講師の様子

 初日はフードコーディネーターで白みりん料理研究家としても活躍されている流山市在住の渡邉未央さんに、忙しい朝でも簡単に作れて栄養満点の朝食レシピをご紹介いただきました。地元で採れる旬の野菜、美味しいカブを使った料理「鮭とカブの葉の生ふりかけ」、「カブのポタージュ」、「チーズオムレツ」に挑戦しました。カブも捨てるところはなく、葉はふりかけに、白い根はポタージュに、チーズオムレツには作りたてのふりかけも入れて栄養満点。


食事する子どもたちの様子

 生鮭とカブの葉を使ったふりかけは彩りも良く、カブの料理はあまりしたことがないという参加者からは、「こんなに簡単に美味しくできる!」と好評でした。焼きあがったチーズオムレツには、思い思いの絵やメッセージをケチャップで描いて、可愛い料理が出来上がるたびに歓声が上がっていました。調理実習後には、保育室にいた子どもと一緒のお食事タイム。カブのポタージュは玉ねぎの甘みもあってかとろ~り甘く、子どもたちは夢中になって食べていました。また、可愛くラッピングされたふりかけを混ぜて作ったおにぎりは、親子で一緒に「おいしいね」と食べていました。


料理を作る参加者たちの様子

 2日目はNPO日本食育インストラクター協会のインストラクター廣瀬弘子さんによる食育講座が行われました。子どもの成長に必要な栄養や安全な食品の選び方、食品添加物の話や家族一緒に食べること(共食)の大切さなどの講義がありました。また、箸が正しく使えない子どもが多いことから、食事以外の時間に遊び感覚で持ち方を伝えてほしいこと、さらに「口に入るものは身体をつくる」「旬を知ること」の大切さやこの時期特に注意してほしいと、細菌性食中毒についても詳しくお話がありました。


食事する子どもたちの様子2

 この日も調理実習が行われ、おやつを作ってみようと、白玉豆乳みたらし団子に挑戦。アレンジレシピとして、冷やしたフルーツシロップに白玉団子とキウイ、バナナ、りんごにさくらんぼと、色とりどりの生のフルーツを小さく刻んで1品できあがり。和気あいあいと作った豆乳入りの白玉団子は、子どもも楽しめそうだから、家に帰って一緒に作ってみようという参加者もいました。子どもたちもちょっと甘いお団子おやつに満足気でした。食育の基本は、安全な食品を選ぶ能力や家族一緒の食事、さまざまな食糧問題やエコロジーなどの地球環境を考えることと、食育インストラクターの廣瀬さんは話していました。


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