ぐるっと流山 世界万華鏡コンベンション出品作家作品展

ページ番号30567 更新日 平成28年6月21日

万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵で開催

会場の様子

 平成28年6月1日(水曜日)から19日(日曜日)まで、万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵で世界万華鏡コンベンション出品作家作品展が開催されました。
 流山本町の万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵は、流山在住の世界的万華鏡作家・中里保子さんをはじめ、国内外の万華鏡作家の作品を展示するユニークなギャラリーとして、市内にとどまらず遠方からもお客様をお迎えしている施設です。また、世界万華鏡コンベンションは、米国に本部をもつブリュースター・カレイドスコープ・ソサエティ(BKS)が主催する世界的な万華鏡コンベンションで、26回目となる本年は、4月28日~5月1日に米国・メリーランド州ロックビルで開催されました。


展示作品

 万華鏡は、今からちょうど200年前の1816年に、スコットランドの物理学者デヴィット・ブリュースター卿が、灯台の光をより遠くまで届かせるために、鏡の組み合わせを工夫している実験中にできたものです。
 日本へは1819年に伝わったとされ、明治時代には、「百色眼鏡」や「ばんかきょう」、「錦眼鏡」などと呼ばれて流行しました。
 一方米国では、30年ほど前に、カレイドスコープルネサンス~美しい万華鏡を見直す運動が起こり、万華鏡を愛する有志の方々により万華鏡ソサエティ(BKS)が設立されました。


山見浩司さんの作品
「Lighthouse & Brewster」(山見浩司さん)

 今回の「見世蔵」の展示会では、コンベンションに参加された日本人作家の方々による様々な作品が展示され、山見浩司さんの最優秀作品賞受賞作品「Lighthouse & Brewster」も披露されました。
 この作品は、ブリュースター卿と灯台をモチーフに制作され、まさに万華鏡生誕200年を形にした素晴らしい作品です。
 もう1人の最優秀作品賞受賞者・小山雅之さんの受賞作品は「Stream of time(時の流れ)」。この作品は現在米国の展示会で展示中のため、今回は写真で紹介され、代わりに、小山さんの別の作品「Dream of Darkhorse」が展示されました。黒い馬の頭部をイメージした外観に、様々なパーツがアクセントとなり、影絵のような雰囲気が大人のおとぎ話を思わせる作品です。


小山雅之さんの作品
「Dream of Darkhorse」(小山雅之さん)

 来年の「世界万華鏡コンベンション」は、平成29年年5月25~28日・京都での開催が決定しています。
 今後、見世蔵では、「サマーフェスタ」、「オータムコレクション」、「世界のきらめき万華鏡展」、「スプリングコレクション」といった催しや、京都大会の成果をご紹介する展示会も計画しています。
 これらの催しを通じて今後も、流山から万華鏡の素晴らしさをさらに発信していきたいと思います。
 お問い合わせは、万華鏡ギャラリー見世蔵(電話04‐7190‐5100)まで。


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