ぐるっと流山 オープンデータの可能性を探る インターナショナルオープンデータデイ2016

ページ番号29337 更新日 平成28年3月8日

講義の様子の写真

 平成28年3月5日(土曜)、江戸川大学で「インターナショナルオープンデータデイ2016」が開催され、幼児から大人まで多くの方々が参加して、地域の情報をより有効的に発信する方法などが研究されました。日ごろ、生涯学習センターで子どものプログラミング教室などを行っている「Code for NAGAREYAMA」とインターナショナルオープンデータデイ2016実行委員会の共催で開催されたものです。


話し合いながらプログラミングに取り組む参加者の写真

 インターナショナルオープンデータデイは、公共データの利用を促進するため、イベントを世界で同日開催するもので、流山からの参加は3年目です。子どもたちはレゴプログラミングを体験。黒い線の上をモーターで走るレゴを走らせるためにはどうプログラミングをしたらよいのか。子どもたちは仮説を立てご家族と楽しみながらキーボードを操作していました。


講義を聞く参加者の写真

 市が江戸川大学と連携して調査をしている「熱環境」のデータの活用方法を探るグループや流山のイベント情報サイトのあり方を模索するグループなどに分かれて研究が行われました。オープンデータの活用を促進することにより、地域社会の課題解決を市民主導で行ったり、地域ビジネスに活用し、地域を活性化することが可能になるのではないかと、どのグループでも熱心な議論が展開されました。


議論を交わす参加者の写真

 SNSやいじめを考えるワークショップでは、小グループで話し合いが行われ、この内容をグラフィックレコーダーという会議内容を絵にしていく手法で記録・発信していきます。「いじめられたとき子どもは最初に相談するのは誰だろう」「親には心配かけたくなくて言えない子が多いのでは…」と話している横で、その内容を5人のイラストレーターが絵に描いていきます。保護司や青少年補導員としても活動されている円東寺住職・増田俊康さんもアドバイザーとしてワークショップに参加されていました。


議論を交わす参加者の写真

 インターナショナルオープンデータデイ2016に向け「Code for NAGAREYAMA」の皆さんは、流山保育園マップの「空き状況」検索機能を公開。これは市の公式ホームページで公開されている保育園ごとの空き状況を保育園マップに反映したもので、年齢ごとに空き状況を検索できるのが特徴で、「他市にも広がってほしい」という声が参加者からあがっていました。白澤美幸実行委員長は「地域でITを利用して、『新しい事やもの』『今より便利な事やもの』が生まれる機会をつくりたい。行政がデータを公開提供し、私たち市民が提案して“ローカルグッド”を目指したいですね」と語ってくださいました。今回のイベントは市や市教育委員会、江戸川大学が後援して開催されました。


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