ぐるっと流山 森の図書館ギャラリーガラスケース展示「ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」

ページ番号29330 更新日 平成28年3月7日

相馬市の子どもたちが描いた絵や、相馬の家族を撮った写真家による写真を展示

3.11こども文庫の活動を紹介している展示の写真

 平成28年3月30日(水曜)まで、森の図書館で「ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」が開催されています。これは、東日本大震災直後に原発事故により屋外で遊べない子どもたちが避難場所の体育館の中で描いた絵画を、流山市生涯学習センターの協力で、ギャラリーのガラスケース内に展示しているものです。この絵画展は、震災があった年の夏から流山市内を中心に全国で行われ、会場に置かれた募金箱に寄せられた寄附金は、姉妹都市の福島県相馬市にある、NPO法人3.11こども文庫の活動に活かされています。


津波について子どもたちが描いた写真

 同法人は、版画家の蟹江杏さんが、東日本大震災で傷ついた子どもたちに絵本や画材を送ろうと、友人・知人らへ呼びかけたことから始まりました。流山市生涯学習センターでは、全国での絵画展の開催をはじめ、法人格取得、相馬市の「3.11こども文庫 にじ」などに協力しています。
 平成24年から毎年この絵画展を続けている森の図書館。今年は、相馬市の子どもたちが描いた絵「海でいろいろな生き物と遊んだ」「木の上の家」「きれいになった海」「1000年後の津波」など9点と、写真家の山下裕之さんが家族の大切さや絆を表現したいという思いを込めて、「3・11こども文庫 にじ」を訪れた相馬市に住むご家族を撮影した、「ふくしまだっこ 36家族の写真」の一部4点を展示しています。
 


津波を大きく描いた作品の写真

 子どもたちの描いた絵は、被災した相馬市の小学生らが、震災の様子や復興への思いを描いた約120点の絵や版画を収録した「ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。」という1冊の本になり、全国の書店で販売されました。流山市内の図書館でも借し出しをしていますので、ぜひご覧ください。
 展示は今月の30日までの9時30分から17時まで(30日は16時まで。月曜休館、祝日は開館し次の日休館)開催しています。期間中、森の図書館内カウンターに募金箱を設置します。寄せられた募金は展示終了後、NPO法人3.11こども文庫に送金されます。詳細は森の図書館(電話04-7152-3200)までお問い合わせください。
 


相馬市に住む家族を写した写真

 また、平成28年3月11日(金曜)に、流山市生涯学習センターで「3.11法話とミニライブ」を開催します。東日本大震災被災地復興支援として、平成24年3月11日に森の図書館で第1回目を開催した「法話と音楽のつどい」も5回目となり、今回は14時10分から円東寺住職・増田俊康さんの宗教に偏らない法話があり、14時46分から黙祷します。15時からは流山市出身のシンガーソングハイカー・加賀谷はつみさんによるミニライブがあります。入場は無料で、会場には募金箱が置かれ、寄せられた浄財は相馬市へ届けられます。詳細は生涯学習センター(電話04-7150-7474)までお問い合わせください。


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