ぐるっと流山 森の図書館ギャラリーガラスケース展示「流山街道を歩く 吉岡忠介陶想展」

ページ番号28987 更新日 平成28年1月29日

流山本町の建物が温かみのある陶芸作品に

ガラスケースに展示されている作品の写真

 平成28年1月15日(金曜)から2月12日(金曜)まで、森の図書館で「流山街道を歩く 吉岡忠介陶想展」が開催されています。
 これは、ギャラリーよし(流山市加)の経営者で流山本町活性化協議会の小坂義弘さんが、陶芸作品で流山の老舗などの建物を残そうと企画されたもので、野田にお住いの陶芸作家・吉岡忠介さんに制作を依頼しました。二人で現地を取材し、流山の歴史のある建物9棟を陶芸作品にされました。
 


作品の建物に明かりが灯っている写真

 また、「江戸川沿いの町並みについての説明」「明治30年代の町並みの地図」「昭和30年代の写真」も展示してあり、地図と写真から、建物の位置を確認することができます。
 ご覧になった方は「建物に灯りがともり、窓から中の様子が見える。制作者のあたたかい気持ちの伝わる作品ですね」と話してくださいました。企画された小坂さんは「この展示を見て、実際の町並みを歩いて流山の良さを知っていただきたい」と話してくださいました。
 


来館者が作品を見ている写真

 これまで、「ギャラリーよし」「流山市博物館」で展示をし、森の図書館で展示された後は「流山市生涯学習センター」で3月7日(月曜)から13日(日曜)までご覧になれる巡回展となります。


明かりの灯る作品が並んでいる写真

 陶芸作品となった建物は以下の通りです。ぜひご覧ください。
大正時代のEIZEN(洋服製造)
昭和初期のあかり館彩(乾物屋)
明治中期の清水屋本店(和菓子・国登録有形文化財)
明治23年の新川屋(商家・国登録有形文化財)
明治31年に曳家で移転した灯環(とわ)(綿糸寝具・国登録有形文化財)
 


陶器で再現された新川屋の写真

明治22年の万華鏡ギャラリー見世蔵(寺田園茶舗・国登録有形文化財)
明治3年のましやの蔵(みりんの醸造から呉服店・市指定有形文化財)
大正時代のあんばせ屋(薬局)
昭和30年代初頭の柳家(日本料理)
 


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