ぐるっと流山 新・幸福なまちづくり考in流山

ページ番号28636 更新日 平成27年12月25日

助け合いの仕組みがあるまちづくり

講演を聴く聴衆の写真

 平成27年12月14日(月曜)、生涯学習センターで公益財団法人さわやか福祉財団が主催する講演会「新・幸福なまちづくり考in流山」が行われ200人の方の参加がありました。
 「助け合い」が広がり、誰もが生に尊厳をもちながら安心して暮らしていけるような地域を実現させるために、私たちに何ができるのでしょうか。このようなことを考えるきっかけにと、市の後援で開催されたこの講演。当日は、市役所介護支援課長から市の高齢化の現状などの説明があった後に、同財団会長・堀田力さんの講演がありました。
 


講演を行う堀田さんの写真

 堀田さんからは、「目指すべき地域像 助け合いのしくみがあるまちづくり」をテーマに講演がありました。高齢者の増加とともに介護保険料の負担が大きくなっている現状では「体力、知力のある地域の力」を生かすことが必要です。市でも、4月の介護保険法の改正から生活支援コーディネーターや協議体などの仕組みが作られ、これから体制整備が進んでいくところです。「地域の中でこういう事をしてみたいという思いがある人はどんどん申し出てください。助け合いを広めるために住民が動くことが大事です。住民で集まって本音で話しあう、顔の見える関係で助け合いを重ねていくことが大切です。力を合わせてスタートしてください」とエールが送られました。


ディスカッションを行っている写真

 最後は「わがまち流山 みんなで支え合おう」をテーマに、堀田さんや流山市生活支援コーディネーター・鈴木さん、石原副市長の3者によるディスカッションが会場の参加者を交えて行われました。
 堀田さんから、一緒に支え合いについて皆で知恵を出し合って考えていきましょうと提議がありました。さらに、会場の参加者へ地域の見守り活動を生活の手伝いに発展させることへの知恵を知りたいと投げかけると、実際に活動を行っている自治会の方からは、「自助」「互助」「共助」「公助」の意識を持ち住民と委員会を立ち上げていると活動の紹介がありました。
 


参加者に提議をしている写真

 広げるためにどのような努力がいるのかとの問いかけに、別の自治会は、先輩自治会に聞きながら活動してきた、同じような考えを持つ者が集まりアイディアを出し合い、体制を整えていったと参考になる発言もいくつもあり、今日のことをぜひ、地域・家族で話し合ってくださいと講演を締めくくられました。
 参加者からは「自分に何ができるか探り、何かしたいと思った」「まずは自分の自治会の活動に参加しようと思った」「20代や30代など広い層にもまちづくりに積極的に参加してもらえる仕組みづくりができると良いと思った」など、参加者がそれぞれに助け合いについて考えるきっかけとなったようでした。
 地域で助け合いの活動に興味がある方がいらっしゃいましたら、市役所介護支援課(電話04-7150-6531)までお問い合わせください。
 


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ