ぐるっと流山 北部公民館 折り紙教室

ページ番号28499 更新日 平成27年12月14日

来年の干支を折り、作り手の個性が出る申(さる)に

講師の話を熱心に聴いている写真

 平成27年12月3日(木曜)、9日(水曜)の二日間、恒例となった「折り紙教室」が北部公民館で開催されました。本年最後となる開催はこれまでと同様に大人気。両日とも多くの方々からの申し込みで定員に達し、キャンセル待ちの方が出る盛況ぶりでした。講師は公民館スタッフが務め、2日間で31人の方々が参加されました。


出来上がった申の折り紙の写真

 今回の教室は、来年の干支である「申(さる)」を3種折りました。座席は自由で、毎回参加されている方や初めて参加された方などが、4人ずつ4つのグループに分かれての制作でした。皆さんすぐに自然と打ち解け、楽しそうにお喋りしながら折り紙を楽しまれていました。


講師の説明を元に折り方を確認している様子

 作品作りは、まずは「座り猿」から始まりました。途中で、折り線に合わせて折るのではなく、適当なところで自分の感性で折る工程がありました。どの角度や幅で折るかによって、できあがりの顔の大きさや向きが異なり、「上手く行かないな」「さるじゃなくてゴリラみたい」などの声が上がっていましたが、できあがった作品を見て、「かわいい」との声も上がっていました。


生徒同士で折り方を確認している写真

 続いて「前足を上げた猿」を折りました。正統派の折り紙は一枚の正方形の紙から、切ったり貼ったりしないで作品を折り上げますが、それは少し難しいやり方。今回は、2枚の紙を使い上半身と下半身をそれぞれ折ってから、胴体部分で貼り合わせる形としました。参加された方々は講師の説明を聞きながら、解からないところは互いに教え合うなどして、楽しく折り進めている様子でした。


難しいところの折り方を確認している写真

 最後に「日本猿」を折りました。レベルとしては初級レベルで、約50の工程を、皆さん熱心に丁寧に折り進めていました。途中に“展開図的折り”ともいえる難しい工程があり、多くの方は「わからない」「出来ない」と、苦戦している様子。それでも、折り上げることができた方もいて、「やったあ、出来た」の声も上がりました。


折った作品を手に集合している写真

 途中に休憩を取りながら、約3時間の教室でしたが、終了する際には「3時間もかかって、いったいどんな猿を折るのかと思っていたけど、時間が短く感じられた。折り紙って奥が深いですね」「ボケ防止になるわ」「普段使っていない頭を使って良かった」「脳の活性化になった」「いつもながら楽しかった」など、様々なご感想をいただきました。中には、「家に帰ってもう一度折り直して、写真に撮って年賀状にする。」と話す方もいらっしゃいました。


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