ぐるっと流山 古典文学講座

ページ番号28474 更新日 平成27年12月11日

講義をする先生の写真

 平成27年11月21日・28日、12月5日の土曜に、日本文学の近世・近代や浪漫主義文学の変遷についてご研究されている江戸川大学教授の佐藤毅さんによる古典文学講座が中央図書館で行われました。毎回人気の高いこの講座ですが、今年も毎回40人近くの方にご参加いただき、会場がぎっしり埋まるほどの盛況ぶりでした。


参加者でいっぱいの教室の写真

 今回のテーマは「枕草子」。第1回は「枕草子のものづくし 清少納言の感性」、第2回は「枕草子のものづくし 人への応用」、第3回は「枕草子のものづくし 心情への応用」について、講義が行われました。原文と照らし合わせるために先生が教材に使ったのは、くだけた現代語訳で有名な「桃尻語訳 枕草子」(橋本治著、河出書房)。古典文学というと敷居が高い印象ですが、講義内ではフィギュアスケートの羽生結弦の話題が出るなど、時事ネタも交えて終始楽しくわかりやすい内容で、はるか昔の平安時代が身近に感じられるような全6時間でした。次回の開催は来年の同時期を予定しています。多くの方のご参加をお待ちしています。


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