ぐるっと流山 企画展「三輪野山遺跡群」

ページ番号27787 更新日 平成27年10月9日

見どころは鉢や土器、アクセサリーなどの副葬品

縄文時代遺物の写真

 平成27年10月3日(土曜)から12月6日(日曜)まで、流山市立博物館では企画展「三輪野山遺跡群」を開催しています。三輪野山遺跡群は、流山市三輪野山に所在する、三輪野山北浦遺跡、三輪野山道六神遺跡、三輪野山宮前遺跡、三輪野山八幡前遺跡、三輪野山貝塚、三輪野山低地遺跡の総称で、昭和63年度から平成19年度まで発掘調査が行われてきました。発掘調査により旧石器時代から近・現代までの遺構や遺物が発見され、人々の暮らしが永く営まれてきたことが明らかとなりました。また整理作業により、各時代の様子が分かってきました。今回の企画展では時代を追って、発掘現場の写真と出土遺物を展示し、これまでの調査成果を紹介します。


墓域から出土した副葬品の写真

 展示の見どころとして特に注目されるのは、三輪野山宮前遺跡の縄文時代前期(約6,300から5,800年前)の165基もの墓から発見された、副葬品です。副葬品は精巧に作られた浅鉢や鉢、深鉢の土器と石製の垂飾品やけつ状耳飾りと呼ばれるアクセサリー類が出土しています。土器はオープン展示を行っているので、器の形や細かい文様を目の前でじっくりと観察ができます。
 このほかにも、縄文時代のヒスイのアクセサリーなど、各時代の特徴的な遺物を展示しています。また、期間内にはギャラリートーク(10月24日(土曜)、11月15日(日曜)いずれも11時から)や、関連講演会(11月3日(祝日)・8日(日曜)・23日(祝日)。詳細は広報ながれやま10月21日号に掲載予定)が行われますので、ぜひご参加ください。
 


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