ぐるっと流山 流山おおたかの森中学校造形部にタイから感謝状

ページ番号28130 更新日 平成27年11月12日

環境イベントに展示された絵画に大輪の花を咲かせる

感謝状手にする造形部長とスリーハーツ財団の二人の写真

 平成27年11月6日(金曜)、おおたかの森中学校(田中弘美校長)で、同校造形部(渡辺春子顧問)の生徒の皆さんへタイ・バンコク都ジャンポル・サンパオポル副知事からの感謝状が贈られました。


白い像を描いている写真

 流山市生涯学習センターで自閉症のアーティスト宮本悠羅さんが描いたタイと日本の交流の象徴でもある「白い象」をモチーフに、自閉症の子どもたち3人が幅4メートルの大きなキャンバスに作画、制作に流山市立おおたかの森中学校の造形部部員17人が加わり、白い象の周りに200個あまりの花を描き足しました。この絵画は、生涯学習センターを拠点に活動している一般社団法人AOAart(藤島大千代表理事)が企画したものです。


象の周りに花を描いている写真

 絵画は、9月12日にタイで大規模に開催された「キープ・バンコク・クリーン」という環境イベントに送られ、現地の子どもたちが「捨てられたボトルのキャップ」を花の中心に施すことによって完成。
 この大きな絵画に感動したバンコク都から環境イベント主催者であるスリーハーツ財団の代表で2011ミス日本・ミス着物の新井寿枝さんと、2012ミス日本グランプリの新井貴子さんの手によって生徒たちに感謝状や環境イベントのグッズでもあるグリーンの帽子などが手渡されました。
 


教育長室で報告をした写真

 部員の田中夏葵さん(2年)は「制作が終わってから数を聞いてびっくりしました」と、集中して取り組んでいた様子を話してくれました。感謝状を受け取った部長の藤井美穂さん(2年)は「自閉症の方も一緒になって、一つの大きな作品を作れたことはとてもうれしいです。これからもさまざまな活動に積極的に参加していきたいです」と感謝の言葉を返しました。9日には、造形部の部員たちが後田博美教育長を訪問し、感謝状や記念品をいただいた報告をしました。


イベントグッズを渡されている写真

 絵画を企画したAOAartは、2013年7月に、流山市生涯学習センターでの『言葉を越えて~自閉症の子どもたちとアーティストのコラボレーション』展の開催を契機に、2014年4月に設立されました。生涯学習センターを拠点に地域の自閉症の子どもたちのためのアート療育教室を開催するなど活動を続けています。


部員全員で写っている写真

 生涯学習センターでは、今年12月17日から27日まで“「言葉を越えて」展 自閉症のこどもたちとアーティストによるコラボレーション2015”を開催します。最終日の27日には、自閉症のチャレンジドピアニスト小柳拓人さんや同市内で弦楽器を学ぶSFS青少年合奏団、ゲストにプロのフルート奏者の真鍋知子さんを招き無料(自閉症アーティストの活動支援の募金箱を置かせていただきます)の「言葉を越えてハートフルコンサート」も計画しています。お問い合わせは、生涯学習センター(電話7150-7474)へ。


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