ぐるっと流山 利根運河通水125周年記念式典を開催

ページ番号27960 更新日 平成27年10月29日

オランダ大使からのメッセージも寄せられる

式典を見に来た皆さんの写真

 平成27年10月17日(土)、運河水辺公園で利根運河通水125周年記念式典が行われました。四季折々の景色を楽しむことができ、自然や運河を活かしたイベントが行われ皆さんに親しまれている利根運河。平成18年には土木学会の「選奨土木遺産」に、翌平成19年には経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されています。
 今年は、運河が開削され通水されてから125周年に当たることから記念式典とプレミアムライブが開催されました。


西深井小学校の合唱団の写真

 式典では、開会に当たり西深井小学校の歌が好きな生徒でこの日のために作られた合唱団が、「夢見るジャンプ」「校歌」の2曲を披露しました。
 井崎市長は「利根運河の保全や観光面での活用など関係する皆様のご協力により、この日を迎えられました。豊かな自然と環境を守りながら、今後も多くの人が訪れるよう、利根運河を大切にしていきたいと考えています」と挨拶を述べました。


海老原議長の写真

 海老原市議会議長からは「子どものころ、私自身この場所でよく遊びました。運河橋が木ではなく鉄骨になるなど時代に沿った変化は多少ありますが、風景は変わらないままです。これからも愛される利根運河であってほしいと思います」とお祝いの言葉がありました。


オランダ大使のメッセージをオランダ大使館参事官が代読する写真

 利根運河が開削される際、オランダ人技師のローウェンホルスト・ムルデル設計と監督を任されたという縁あって、駐日オランダ王国特命全権大使から「都心から近くにありながら、豊かな自然環境に恵まれた水辺空間が魅力的で、オランダの風景を感じさせます。未来永劫、日本とオランダが親しく交流できることを心から願っています」とのメッセージが、オランダ大使館参事官と同補佐官から披露されました。


手水石の除幕式の写真

 さらに、式典では利根運河を開削した利根運河株式会社取締役の故・今村清之助氏に贈られた手水石を、ご遺族の方から市が寄贈を受け、運河水辺公園に設置し、その除幕式が行われました。また、利根運河を100年以上見守っている「福の神・ビリケン」さんにちなみ、市民の方が作成したビリケン像を募集し、コンテストを開催。思い思いの作品が寄せられました。


プレミアムライブの写真

 式典終了後、すぐに行われたプレミアムライブでは、瀬戸郁寛Jazz Quartet(ジャズ)と渡邉真弓(オペラ歌手)・濱野由佳(ピアノ)による演奏が披露され、式典に訪れた方々は自然に包まれながら心地よい音楽に耳を傾けていました。


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