ぐるっと流山 第3回学校警察連絡協議会

ページ番号27712 更新日 平成27年10月5日

万引きなどの迷惑行為は、摘発ではなく声掛けによって未然防止

前で説明をする講師の写真

 平成27年9月30日(水曜)、クリーンセンター・リサイクルプラザで、第3回学校警察連絡協議会、小・中学校生徒指導主任研修会が併せて開催されました。青少年の学校や地域での状況について情報交換を行い、各関係機関が緊密な連携を深められるよう情報の共有を図りました。


講師が声掛けの重要性を説明している写真

 また今回は、青少年の非行防止や非行の素地を作らせないという観点から、全国警備保障株式会社顧問・伊東ゆうさんを講師としてお招きし、「青少年の万引きの実態とその対応について」と題して講演会を行いました。日ごろより店舗警備の現場に携わっていらっしゃる立場から万引き対策および対応において、とても参考となるお話をいただきました。


資料を手に講習を受けている写真

 青少年の万引きの傾向として、ゲーム・遊び感覚で行うことや、大胆な犯行、複数人で連携して行う、集団で出入口に居座るなどの迷惑行為が挙げられます。効果的な万引き対策のポイントは、迷惑行為の段階で注意し、積極的な声かけをすることによって未然防止することです。青少年と同じ目線に立ち、思いやりのある言葉をかけることが大切です。
 また、地元店舗関係者の協力をいただき、従業員による声掛けや挨拶のサービス、死角をつくらない商品陳列の工夫など、万引きされにくい店舗づくりに取り組むことも重要なことです。
 


講習に聞き入る写真

 さらに、講演の中で伊東さんは、「万引きの摘発に重きを置くのではなく、犯行を未然に防ぐチャンスを与えることが重要であり、買い物客を犯罪者にすることなく改心させたい。」と語ってくださいました。常日ごろ、子どもたちに接している学校職員や補導員にとって、万引きを未然に防ぐ「声かけ」の重要性を改めて感じる講演会となりました。講演を参考にし、これからの活動につなげていきたいと思います。


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