ぐるっと流山　流鉄ビア電車

昭和レトロな電車で楽しむ

　通勤や通学などの手段として利用されている流鉄流山線は、平成28年3月14日に開業100周年を迎えます。平成27年9月4日（金曜）・5日（土曜）の2日間、流山駅で、流鉄流山線開業100周年記念イベントの皮切りとなる「流鉄ビア電車」が開催されました。当日は、流山駅を昭和レトロな雰囲気に飾り付け、イベント開始直前まで運行していた「菜の花号」の中や駅のホームにも飲食できるようにし、いつもとは違った雰囲気の中で、大勢の方がおいしい食事やお酒を楽しみました。

　お母さんと一緒にイベントに訪れた、暁佳織子さん（八木北小2年）は、「普段、流鉄にはあまり乗らないけど、電車の中や駅のホームでご飯を食べるのは楽しいです。またイベントがあったら来たいです」と、パニーニをおいしそうに食べながら笑顔で話してくれました。

　また、流鉄車両内では、座って飲食できるスペースのほか、松戸寄りの車両には特設ステージが設けられ、ジャズの演奏や地元のアイドルなどによるパフォーマンスが披露されました。4日には、映画「ビリギャル」に出演している白土七菜さんやコズミック☆倶楽部とともに、爆風スランプのギタリスト・パッパラー河合さんも登場し、来場された方は驚いていました。

　パッパラー河合さんは、流鉄が70周年を迎えたときのイベントに、サンプラザ中野くんとともに爆風スランプとして出演し、「流山マイラブ」を披露されたそうです。そして今度はコズミック☆倶楽部とともに「流山マイラブ」を演じ、30年後に同じ場所で同じ曲を歌ったことに感動されていました。
　5日には、浅間神社で行われた「切り絵行灯と音楽の夕べ」とコラボし、ジャズミュージシャンの方が両会場で演奏を披露しました。

　今後、流鉄は記念イベントとして、漫画「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」（小杉光太郎著・一迅社）のアニメに出演した声優の車内アナウンスが流れる「ろこどる電車」や、フリーキップの販売、流山小・鰭ケ崎小の児童が流鉄をテーマに描いた絵画電車の運行などを予定しています。来年3月12日には、流鉄開業100周年記念祭も予定していますので、次々と行われるイベントを楽しみに、ぜひお越しください。

関連リンク

• 切り絵行灯と音楽の夕べ