ぐるっと流山 めだかの学校(8月22日~23日)1日目

ページ番号27264 更新日 平成27年8月31日

子どもたちが公民館で交流を深める

班ごとに交流を深める子どもたちの写真

 平成27年8月22日(土曜)~23日(日曜)の2日間、文化会館で子どもたちの宿泊合宿「めだかの学校」が開催されました。今回の参加は4年~6年生の男女それぞれ12人。子どもたちを見守る力強いサポーターとして、江戸川大学、東洋学園大学の学生10人のボランティアと2人の大人のボランティアが参加してくれました。子どもたちは4班に分かれ、それぞれの班に学生ボランティアのお兄さん、お姉さんが入り、2日間一緒に過ごしました。班ごとに荷物確認をしたらいよいよ「朝の会」からスタートです。まだ知らない子ばかりでちょっと不安そうな表情の子どもたち。これからどんなお楽しみがあるのか期待がふくらみます。


ゲームを楽しむ子どもたちの写真

 みんなの緊張と不安をほぐすために、まずは「アイスブレーキングゲーム」です。ボランティアの藍川幸子さんが、次々と楽しいゲームを繰り広げます。最初はそれぞれが楽しむゲーム、次にバラバラになっていろいろなお友だちとコミュニケーションをとるゲーム、そして最後は班ごとに競うゲームと進み、子どもたちの表情どんどんほぐれ、笑顔になっていきました。


献立の相談をする子どもたちの写真

 次に、2日間の食事の献立を自分たちで考えました。今回は各班に食費の予算を示し、その予算内で考えてもらいました。作るのは、1日目の夕食、2日目の朝食・昼食の3食。どんなメニューにしようか、どんな材料が必要か、学生ボランティアと相談しながら決めます。普段おうちのひとが当たり前にしていることも、自分たちで考えるとなかなかまとまりません。


お弁当の時間の写真

 献立が決まったところでお弁当の時間です。それぞれが持参したおいしいお弁当を、班ごとに学生ボランティアと一緒に食べました。学生ボランティアのお兄さん、お姉さんは、班のみんなが少しでも早く慣れて、仲良く過ごせるように、子どもたちそれぞれに笑顔で話しかけてくれました。


ウェルカムフルーツをお皿によそう子どもの写真

 お弁当を食べ終わったころを見計らって、ウェルカムフルーツがテーブルに並びました。これは公民館からみんなへの「ようこそ!」の気持ち。バイキング形式で各自カップにフルーツを取り、おいしそうに食べていました。中には何回もおかわりする子もいました。アイスブレーキングゲーム、おいしいお弁当、デザート、そして優しく楽しいお兄さんお姉さんのおかげで、子どもたちの不安はワクワクに変わってきたようです。


防災クイズに取り組む子どもたちの写真

 お弁当を終えて少し休憩したら、玉田館長による「防災クイズ」の始まりです。プロジェクターを使って災害についてのお話がありました。子どもたちは真剣な表情で、一生懸命聞いていました。続いて防災クイズ。クイズ形式の学習に、子どもたちは積極的に取り組んでいました。


謎解き宝探しゲームを楽しむ子どもたちの写真

 今回のお楽しみの目玉は「謎解き宝探しゲーム」です。このゲームは、ミッションにもとづき公民館の各コーナーをめぐり、「ジェスチャーゲーム」「クイズ」「Find me!スターを探せ!」「ドアップ写真クイズ」をクリアしていくもので、公民館職員が今回宿泊する公民館を探検できるよう考えて作成したオリジナルゲームです。各班に分かれ、班ごとに別々のミッションカードを受け取ります。カードに書かれた「○○○の○○な部屋に行こう!」などのミッションにしたがい、各ゲームコーナーに向かいます。班ごとの行動がお約束。班から外れて勝手に行動する子がいたら失格です。子どもたちは各コーナーで班のみんなとにぎやかにひとつひとつゲームをクリアしていきます。クリアすると「お宝のかけら」と次のコーナーへ行くためのミッションカードが渡されます。4つのお宝のかけらを集めたら「お宝」がもらえるため、みんな真剣です。


お宝のアイスを食べる子どもたちの写真

 それぞれの班の一生懸命な取り組みにより、見事全班がゲームクリア。お宝をゲットすることができました。今回のお宝は「アイス」。汗をかいた後の身体に冷たいアイスが染み渡ります。


夕食の買い物をする子どもたちの写真

 アイスを食べて少し休憩したら、食材の買い物に出かけました。各班ごとにお財布が渡され、お金の管理も子どもたちに任されました。午前中に考えた献立をもとに、食材を選びます。予算も考えながらのお買い物は頭を使います。「お肉はどのくらい必要かな」「野菜はこんなに買ったら余るかな」「お金、足りなくならないかな」「デザートはこれがいいな」食事を作るためにはいろいろな作業が必要なことを学びました。


シャワーを浴びに行く子どもたちの写真

 食材を抱え、公民館まで歩いて帰ると汗だくです。水着に着替え、市民プールのシャワーへ向かいました。


餃子を包む子どもたちの写真

 1班はカレーと唐揚げとスープとサラダ。2班はクリームシチューとサラダ。3班はカレーとサラダ。4班はなんと、手作り餃子とお味噌汁。子どもたちが自らなべを用意して、調理を進めながら、同時進行で片付けもこなしていました。学生ボランティアは、その様子をあたたかく見守ってくれました。みんな笑顔で楽しそうに、そして班の仲間と協力をしながら、おいしそうにつくることができました。子どもたちと学生ボランティアの手際の良さと予想外の料理のできばえに、公民館職員も驚きを隠せませんでした。


夕食を食べる子どもたちの写真

 できあがった班からお待ちかねの夕食です。1日、班の仲間といろんな場面で協力をして過ごしてきたので、すっかり仲良し。食事中の会話も弾みます。「おいしい!」という声があちこちから聞こえ、みんなとびきりの笑顔です。協力して一生懸命作った食事は、最高においしいようで、子どもたちはとても誇らしげでした。食べ終わったあとは、協力して片付けをしました。


会議室から花火を見る子どもたちの写真

 22日はちょうど「流山花火大会」の日。片付けが終わったころ、花火が打ち上がり始めました。会議室からはきれいな花火が良く見えるため、子どもたちは会議室に集まり、特等席に座って、花火を楽しみました。「きれい!」「ハートの形だ!」と口々に感動の声をあげながら、ゆったりと花火の美しさに魅了されていました。花火が終わると寝る支度をして就寝時間です。子どもたちは興奮してなかなか寝付けないようで、男女それぞれの部屋で、怖い話をしたり笑える話をしたりとしばらく賑やかでした。


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