ぐるっと流山 第71回流山市民芸術劇場 夏川りみコンサートを開催

ページ番号26972 更新日 平成27年8月14日

収益金の一部は義援金として姉妹都市・福島県相馬市へ

コンサートメンバーで並ぶ写真

 平成27年8月9日(日曜)、第71回流山市民芸術劇場「夏川りみコンサート~歌さがしの旅2015~」が流山市文化会館で開催されました。この催しは流山市民芸術劇場実行委員会の主催によるもので、様々なジャンルの芸術を市民のみなさんの身近に楽しんで頂くことを目的に、流山ロータリークラブ・流山ライオンズクラブ・一般社団法人流山青年会議所・流山中央ロータリーの4団体と行政の協働のもと、昭和60年から続けられています。71回目となる今回は、沖縄の歌姫の歌声をライブで楽しもうと会場はご家族連れなどで満席となりました。


ステージで挨拶をする写真

 開演に先立ち、流山市民芸術劇場実行委員会の筒井義憲委員長があいさつし「今日8月9日は長崎の原爆の日でもあります。そんな日に、唯一地上戦を経験した沖縄のご出身の夏川りみさんをお招きすることができました。また、芸術劇場では東日本大震災以降、被災地復興支援チャリティーを行い5年になります。今回もチケット代の一部と会場の募金箱に寄せられた浄財を流山の姉妹都市である相馬市へお送りし、みなさんの温かいお気持ちをお届けします。どうぞ今日はゆっくりお楽しみください。」と述べました。


ステージで歌っている写真

 当日は「歌さがしの旅2015」コンサートツアーの初日ということもあり、ご出演のみなさんも特別な思いで流山にお越し頂いたようです。目にも鮮やかな黄色の衣装で登場された夏川さんは、トークの中で「私はパートナー探しの旅で夫とめぐり会うことができました。そして今日から、また歌さがしの旅を続けていきます」と話してくださいました。ご自身の音楽人生に多大な影響を受けたというポップスミュージックから沖縄民謡や石垣島の子守唄まで全19曲が披露されました。


黄色い衣装の夏川りみさんの写真

 途中の衣装替えでは、夏川さんはスカートの裾に八重山諸島の伝統的な織物であるミンサーの柄をあしらった衣装で登場。三線の弾き語りや波の音に、遠く沖縄の風景や南国の満天の星空が思い浮かぶようでした。コンサートも終盤にさしかかると夏川さんはカチャーシーという手踊りを説明。両手を頭の上にあげて左右に振る独特の動きをレクチャーすると、会場のみなさんも立ち上がりカチャーシーで曲を楽しんでいました。祭りやお祝いなどの最後にカチャーシーを全員で踊ることは、喜びを分かち合うという意味があるのだそうです。実行委員の田口佳子さんが花束の贈呈をすると、「今日はみなさんの拍手にパワーを頂きました」と夏川さんからもことばがありました。


青い衣装の夏川りみさんの写真

 会場にお越しの方からは「とても素晴らしい歌声が聴けて感動しました。歌声と会場の歓声が被災地への応援歌になって届くといいですね」「被災地では、いまだに仮設住宅で暮らしている方もいます。これからもチャリティコンサートを続けて欲しい」「沖縄に行きたくなりました」「会場の温かな雰囲気がとても心地よかったです」などのご感想を頂きました。夏川さんの澄んでいて力強く優しい歌声と、お人柄が表れた温かなトークをみなさんお楽しみ頂けたようです。


コンサート終了時花束贈呈の写真

 流山市民芸術劇場では早くも次回の予定が決まっているとのことで、12月6日(日曜日)開催予定のふるきゃらミュージカル「天狗のかくれ里」のお知らせもありました。筒井委員長は「今年度は2回芸術劇場を開催しようと実行委員も燃えています。親子で、また三世代でも楽しめる、妖怪を題材にしたミュージカルです。地球温暖化というテーマも扱うストーリーですので、次回も是非お越しください」とお話しされていました。チケットの販売は10月4日(日曜)とのことですので、ご家族の楽しい予定に舞台鑑賞を加えてみてはいかがでしょうか。


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