ぐるっと流山 つながるアート

ページ番号26968 更新日 平成27年8月17日

壁面に絵を描き、思いやりや助け合いの精神学ぶ

グループに分かれて壁面に色を塗る参加者の写真

 平成27年8月9日(日曜)、流山おおたかの森ショッピングセンター近くの高架脇歩道で、小・中学生とその保護者が壁面に絵を描く「つながるアート」が行われました。一般社団法人流山青年会議所(岡村徳久理事長)の主催によるイベントで、市内中学校9校の美術部員による20枚の下絵に、小学生の親子が色を塗りました。当日は300人を超える参加者があり、グループに分かれて作業に取り組みました。


「百花繚乱」の横断幕と委員長、理事長、市長、議員らの写真

 開会にあたり、岡村徳久理事長から「協力して絵をつくりあげることで人と人とのつながりの大切さを確認し、思いやりなどの利他の精神を学んでください」とお話がありました。また、井崎義治市長から「大変暑いですから、体調に気を付けて素敵な作品をつくりあげてください」と、同会議所出身の武田正光県議会議員からは「皆さんの心のこもった絵を見た人が、流山に愛着を感じるような作品ができあがることと思います」と激励の言葉がありました。


小学生に塗り方を教える関野さんの写真

 下絵は、オオタカや流鉄の車両などが描かれ、流山をイメージしたデザインとなっています。美術部員の指示で、この日初めて顔を合わせる参加者が協力して色塗りを開始。小学生の手を取り、手のひらに塗料を付けて花びらを描く方法を教えていた関野桃さん(南流山中1年)は「初めて会う人と一緒に作業をするのは不安だったけれど、小学生がみんな楽しそうにしてくれてうれしい」とはにかみました。


壁に花びらを描きいれる吉野さん親子の写真

 「百花繚乱」をテーマに同会議所が用意した下絵には、参加者全員が一枚ずつ花びらを描きこみ、壁いっぱいに色鮮やかな花が咲き乱れていました。家族で花びらを描きいれていた、南流山にお住まいの吉野仁さん、希里子さんは「ほかの学校の子と交流でき、子どもにとって良い経験ができたと思います」と話してくださいました。お子さんの礼貴君(南流山小6年)と芽吹君(南流山小2年)は「花びらを描くのは難しかったけれど、自分が描いた絵が残っていくのはうれしい」と照れた笑顔を見せました。


完成した壁画の写真

 同会議所青少年育成委員長・吉村亮さんは、中学生が小学生に色の塗り方を教えている様子や、親子が楽しんで色塗りをしている様子を見て、イベントの目的が達成されたと感じたといいます。「また来年もより良い形で、人と人との絆が深まるようなイベントを企画したい」と、頼もしい笑顔で意気込みを強く語りました。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ