ぐるっと流山 第22回子育てコンサート 0歳からのハッピージャズコンサート

ページ番号26836 更新日 平成27年7月31日

カラフルなライトが当てられているステージの写真

 平成27年7月25日(土曜)、流山市文化会館で第22回子育てコンサート「0歳からのハッピージャズコンサート」が開催され、約800人のご家族が集いました。猛暑となったこの日、開場時間よりも早くから赤ちゃんや幼い子どもを連れたご家族が、暑さで顔を真っ赤にしながら来場しました。


ステージで演奏するメンバーの皆さんの写真

 この子育てコンサートは、幼い子どもを育てている間はなかなか生の音楽を聴くことができない子育て中の方々に、身近で良質な生の音楽を、お子さんと一緒に聴いて楽しんで頂こうと毎年2回開催しています。今回は流山在住でジャズトランペッターの曽根麻央さん率いる「曽根麻央&The Inter Play Trio2015」のメンバーの、ピアノ・キーボード・トランペット・曽根麻央さん、ベース・伊藤勇司さん、ドラムス・木村紘さんによる本格的なジャズを楽しんでいただきました。


ピアノ・キーボード・トランペット・曽根麻央さんの写真

 2003年2月の小学5年生の時にも、ご両親とともに活動していた“そねそねくらぶ”で、子育てサロンコンサートに出演したことがある曽根麻央さん。10歳の頃からお父さんの指導のもと、演奏や作曲活動を始め、2009年12月には日本最高峰のジャズトリオ「WE3」と流山市文化会館で共演。2010年にはバークリー音楽大学へ全額奨学金を得て留学し、2014年の国際トランペット協会のコンペティション“ジャズ・インプロビゼーション”部門では優勝。さらに国際セロニアス・モンク・コンペティションにて13人のセミファイナリストにも選ばれました。今回はバークリー音楽大学を卒業し、9月からの大学院へ入学するまでの期間の帰国中に、子どもたちにもジャズの楽しさを伝えたい、聴いてもらいたいとコンサートに出演。曽根麻央さんは、さまざまな音楽活動が認められ、今年の春には流山市ふるさとづくり功労者表彰を受賞されました。


ベースの伊藤勇司さんの写真

 ベースの伊藤勇司さんは、15歳の時に兄から勧められたエレキベースに触れ、ロックミュージックに興味を持ち、県立富里高校への入学と同時にジャズオーケストラ部に入部。指導顧問である篠原正樹(トランペット)にジャズの演奏法を師事、独学でウッドベースを始めました。関東学生ジャズの祭典であるスチューデントジャズフェスティバルにてベストプレイヤー賞を受賞し、同年に行われた全日本吹奏楽ジャズコンテスト2009でも最優秀賞を受賞。現在は自己のトリオ&カルテットでライブを行うなど、首都圏を中心に精力的に活動中です。


ドラムの木村紘さんの写真

 ドラムの木村紘さんは12歳のときドラムを始め、中学、高校では吹奏楽部で打楽器を担当、高校生の時には部活でアメリカ遠征を経験。 2007年洗足学園音楽大学に入学。2011年洗足音楽大学を主席で卒業し、アメリカのバークリー音楽大学の奨学金を得て留学。DrumsをRalph Peterson、アンサンブルをHal Crookに師事。2014年3月にはワシントンDCの全米桜祭りに小林香織バンド、曽根麻央バンドとして出演。2014年5月に帰国し、関東関西を中心に活動中です。


開場を上から写した写真

 今回のコンサートは、「0歳からのハッピージャズコンサート」というネーミングのためか、あかちゃんを抱っこしたご家族が多く来場しました。会場内は赤ちゃんの泣き声や歩き回る子どもを追いかけるお父さんお母さんの姿があちこちに見られましたが、ジャズのリズムに合わせ、身体をゆらしたり、手を叩いたりとそれぞれが思い思いの姿で楽しんでいるようでした。


ステージの後ろ側から演奏者の後ろ姿を写した写真

 来場された方からは、「子どもが生まれてからどこへ行くにも子ども優先だったが、今日は久々に大人が楽しめるジャズを聴けた。子連れでこんなコンサートが聴けるとは夢のようです」「無料だったので実はそれほど期待していなかったが申し訳ないくらいよかった。親が楽しんでしまった」「1歳の娘もノリノリで親子で楽しみました」「子ども向けの曲をもう少しやってもらえたらよかった。大人は楽しめた」などたくさんの感想をいただきました。子連れOKのコンサートなので、周りに気兼ねすることなく、音楽を楽しんでいただけたようです。次回の子育てコンサートは2016年3月19日(土曜)に行います。お問い合わせは流山市文化会館(電話04‐7158‐3462)へ。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ