ぐるっと流山 夏!祭り囃子無料体験会

ページ番号26829 更新日 平成27年7月31日

お祭りを代表する夏の音色!流山の伝統芸能・祭り囃子を親子で体験

並べてある太鼓の写真

 平成27年7月30日(木曜)、十太夫福祉会館で東葛お囃子愛好会(中村智会長)主催の「夏!祭り囃子無料体験会」が行われました。この日は同会の練習と合わせて体験会が開催され、参加者の方が部屋に入ると会員の皆さんが口々に「いらっしゃい」と声をかけ、あたたかく迎え入れていました。今回の参加者は、3月から十太夫に引っ越してきた高野瀬悠子さんで、お子さんの菫さん(小山小学校2年生)、咲さん(3歳)と一緒に体験を楽しみました。


太鼓を叩く悠子さんと咲さんの写真

 祭り囃子の中でも特に、笛、鉦、大太鼓が1人ずつに、締め太鼓が2人という編成で行われるものを「五人囃子」と呼び、この日は大太鼓と締め太鼓を体験しました。まずは基本のリズムを練習して、太鼓を叩く感覚に慣れていきます。慣れて笑顔が出始めると、音符と休符が混ざった複雑なリズムに取り組みました。普段の生活では耳慣れないお囃子の独特なリズムに最初は苦戦していましたが、「テンテケテケテン」と声に出しながらゆっくり練習することであっという間に上達し、一曲叩き終わると会員の皆さんから大きな拍手が起こりました。


太鼓を叩く菫さんの写真

 体験を終えた悠子さんは「太鼓を叩いた時の跳ね返りが気持ちよく、小学生のころに夏祭りで大太鼓を叩いたことを思い出しました。普段は見る機会の少ない楽器がいろいろあっておもしろいですね。お友だちの親子を誘って、ぜひまた参加したいです」と話してくださいました。この日、わずかな時間でめきめきと上達した菫さんは「難しかったけれど、練習したらできるようになって楽しかった」と笑顔を見せていました。


高野瀬さん親子に太鼓を教える中村さんの写真

 講師の中村さんは「体験を通して流山の伝統芸能をいろいろな人に知ってもらえれば嬉しいです。お囃子は口伝で継承されていくものですが、自分なりに五線譜の形に直して初心者でも取り組みやすいようにしています」と話してくださいました。東葛お囃子愛好会では、五人囃子だけでなく、獅子舞やひょっとこ踊りなど、さまざまな伝統芸能に取り組んでいます。活動に興味のある方は、中村さん(電話04‐7154-1362)までお問い合わせください。


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