ぐるっと流山 鈴木史子&ザ・ドランカーズジャズライブ

ページ番号26798 更新日 平成27年7月29日

気さくにパフォーマンスをされる鈴木史子さんの写真

 平成27年7月28日(火曜)、流山市生涯学習センターで「鈴木史子&ザ・ドランカーズジャズライブ」が行われ、多くのジャズファンが往年のスタンダードナンバーを楽しみました。30年以上、プロとして演奏してきた実力確かなミュージシャンが、お互いの仕事の枠を超えて、本来の「ジャズを楽しむ」ことを目的として結成されたバンド「ザ・ドランカーズ」。今回は、ヴォーカリストに鈴木史子さんを迎え、「りんご追分」や「ルート66」など懐かしいスタンダードナンバーを聴かせる安定感のあるライブとなりました。


真っ赤にライトアップされたステージの写真

 ザ・ドランカーズは、長いキャリアを持つプロジャズミュージシャンたちが「自分たちのジャズ」を追求するために集まったバンドです。ドラムスの佐野充さんをリーダーに、サックスの黒田一義さん、ベースの小高正志さん、ギターの森朗さん、ビブラフォンの板垣誠さんの5人のベテランミュージッシャンで編成。南流山1丁目のスタジオ・エンザでは10年前から隔月で出演している地元にお馴染みのジャズバンドです。この日は、「シェルブールの雨傘」や「A列車で行こう」など誰もが一度は耳にしたことがある名曲を次々と聴かせました。


歌を披露する鈴木史子さんの写真

 鈴木史子さんは、高校時代から作曲家の浜口庫之助氏に師事し、大学では、学内の音楽同好会スイングコンボでボーカル担当。昭和59年から歌手生活に入り、スタンダード・ジャズを中心にレパートリーは現在250曲。アルバム「LAURA」、「Keep Shining 3」「飛びきり美味しいJAZZ VOCAL」を発表。世良譲トリオと客船「飛鳥」世界航路で共演。2010年、日露文化交流センター主催、外務省協力サントペテルブルグ公演参加。2013年9月にはサントリーホール・大ホールでの単独公演も実現した実力派です。


ドラムパフォーマンスをする佐野充さんの写真

 ドラムスの佐野充さんは、ザ・ドランカーズのリーダー。ドラムをたたいて40年、ジョージ大塚氏に師事されたベテランです。その人柄とスティックさばきで個性の強いメンバーをきっちりまとめています。テナーサックスの黒田一義さんは、ダン池田とニューブリード、小野満とスイングビーバーズ、ひばり&スカイ、藤家虹二オーケストラなど、多くのセッションに参加。自らもPULSEを結成しているベテラン奏者です。


ビブラフォンを演奏する板垣誠さんの写真

 ギターの森朗さんは、19歳でプロデビューし、ジャズギタリストの潮先郁夫氏に師事、ギターの教本執筆やギター講師、レコーディングのアレンジやプロデュースなどでも活躍。7月25日(土曜)に森の図書館で開催された「森のジャズコンサート」でもギターテクニックを披露されました。ビブラフォンの板垣誠さんは、ライブ・レコーディング・テレビ・ラジオ・CMなどさまざまなジャンルで活躍され、現在、藤家虹二クインテット、しらいみちよバンドなどに在籍。4本マレットを駆使した高い技術の演奏は、各方面から高い評価を得ています。


ベースを演奏する小高正志さんの写真

 ベースの小高正志さんは、幼少よりピアノ、ギターを始め、中学時代にポールマッカートニーに憧れエレキベースを始め、高校卒業後、鈴木淳氏に師事。現在、森寿男とブルーコーツのレギュラーベーシストを務めています。そんなベテランミュージシャンが流山市生涯学習センターに集結し、客席からの声に気軽に応じて、音合わせもリハーサルもなく、リクエストに応えて次々と演奏や歌を披露。会場から大きな拍手が寄せられていました。


ギターの森朗さん、テナーサックスの黒田一義さんの写真

 6月末の猪俣猛ジャズオーケストラコンサートから始まった第5回流山ジャズフェスティバルも13公演中8公演を終え、残すところは8月2日(日曜)におおたかの森センターで開催される青木研バンジョーライブ「おおたかの森の夜は更けて~デキシーランドジャズ」や、8月14日(金曜)の「初石サンシャインまつり2015」、8月15日(土曜)に流山市生涯学習センターで開催される「ミュージックプラスワン・スペシャルコンサート」、9月5日(土曜)に浅間神社で開催される「切り絵行灯と音楽の夕べ」などとなりました。お問い合わせは流山市生涯学習センター(電話04-7150-7474)へ。


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