ぐるっと流山 猪俣猛ジャズオーケストラ かよちゃん募金の報告も
ページ番号26369 更新日 平成27年7月2日
平成27年6月27日(土曜)、流山市文化会館で猪俣猛ジャズオーケストラのコンサートが行われ、800人の皆さんがビッグバンドの演奏を楽しみました。約2か月間にわたって流山市内の各会場で公演が繰り広げられる第5回流山ジャズフェスティバルのオープニングイベントとして開催されたものです。流山文化のまちづくり実行委員会が、協賛金とチケット収入で続けている音楽イベントです。「Strike up the band」で始まった迫力の演奏に満席の客席は手拍子や身体でリズムを取りながら聴き入っていました。
流山ジャズフェスティバルを1回目から総合プロデュースしてくださっている猪俣猛さんは、1994年には日本人バンドを率いてニューヨークのカーネギーホールとアポロ劇場で公演したことでも知られる世界的なジャズドラマーです。土曜朝8時30分から13時まで生放送されている「土曜ワイドラジオTOKYO954永六輔その新世界」で、7月4日(土曜)に猪俣猛さんが出演され永六輔さんとジャズのお話しをされる予定です。
この日は、この猪俣猛さんをリーダーに、今年3月、流山市のふるさとづくり功労表彰を受賞した曽根麻央さんをはじめ、右近茂さん、野口久和さん、加藤真一さん、仲兼一郎さん、羽毛田耕士さん、寺内茂さん、内田日富さん、松原純夫さん、小林稔さん、渡辺亮さん、澤田一範さん、大森明さん、唐木洋介さん、菊池武さんら自らのバンドを持つ実力派ミュージシャンが集結しました。
今回の流山ジャズフェスティバルは、米国での心臓移植を目指す流山市にお住いの金澤佳代ちゃん(1歳9か月)を支援しようと、ポスターやパンフットに「かよちゃんを救う会」の案内を掲載し、会場での募金活動も計画されていました。この日、コンサートに先立ち、佳代ちゃんのお父さん、輝宏さんが4月下旬から続いていた募金活動が前日の6月26日で目標額に届いたことを感謝の言葉とともに報告すると会場から温かい拍手が送られました。
金澤輝宏さんは「緊張が続く中で、久しぶりにゆったりと生演奏を聴かせていただきました」と実行委員会の皆さんと話されていました。実行委員会から流山ジャズフェスティバルのオリジナルポロシャツを贈られると「佳代が元気になったら来年は妻と一緒にこのシャツを着て聴きに来ます」と笑顔で応じていました。
エンディングでは、流山北小学校音楽部と南部中学校吹奏楽部の子どもたちとラテン系の曲「テキーラ」を演奏し、会場から大きな拍手が送られました。猪俣猛さんは、この日に先立ち6月20日に流山北小学校を訪れ、両校の部員に演奏指導をされました。小学生は楽譜を見ない暗譜演奏など難しい部活動となりましたが、プロのミュージシャンとの大きな舞台を終え満足そうな表情でした。
この日の猪俣猛ジャズオーケストラで始まった第5回流山ジャズフェスティバルは、7月26日(日曜)に生涯学習センターで開催される曽根麻央カルテット、同じく7月26日(日曜)に森の図書館で開催される「森のJAZZコンサート」、8月2日(日曜)におおたかの森センターで開催される青木研デキシーランドジャズ、8月14日(金曜)の初石サンシャインゴルフまつり、8月15日(土曜)に生涯学習センターで開催されるミュージックプラスワンコンサート、9月5日(土曜)には、浅間神社で切り絵行灯と音楽の夕べなど10会場13公演が計画されています。お問い合わせは生涯学習センター(電話04‐7150‐7474)へ。
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