ぐるっと流山　かよちゃんの募金目標金額を達成

皆さんの温かい支援により約2か月間で目標を達成

　平成27年6月30日、心臓に重い病気を抱える市内在住の金沢佳代ちゃん（1歳）の父親・輝宏さんと、「かよちゃんを救う会」代表・佐藤典孝さん、NPO法人日本移植支援協会理事長・高橋和子さんが市長室を訪れ、募金の目標金額の達成を報告しました。寄せられた2億4,500万円の募金は、渡米して行う予定の心臓移植費用や渡航費用に使われます。

　佐藤代表は、「いち早くバックアップを表明し、皆さんへの呼びかけなど火種を作っていただいた流山市に、会を代表して感謝を申し上げます。募金だけでなく、ボランティアの方など、さまざまな支援をいただいて、期限より早く目標金額を達成できたのは奇跡だと思っています。また、これから支援をしてくださる予定だった方にもお礼を伝えたいです」と話してくださいました。

　父親の輝宏さんは、「地元・流山の皆さんの温かいご支援や励ましで、心が折れることなく活動を続けることができました。皆さんに元気になった娘の姿を報告したいと思います」と笑顔で話してくださいました。
　井崎市長は「市民の思いや願いが託された募金が、早く集まって本当に良かったと思います。手術などこれから本番で大変だと思いますが、いい報告を心待ちにしています」と話しました。

　かよちゃんは今後、7月20日から25日ころの渡航を予定しており、現在準備をしているところです。渡航後、アメリカの病院で適合検査などを受け、移植を待つことになります。ドナーが見つかればすぐにでも移植が望まれますが、現段階ではまだ手術の予定は未定です。
　輝宏さんは「娘の健康を手術まで維持させるのが自分の務めです」と強い思いを話してくださいました。

関連リンク

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