ぐるっと流山 青少年のための科学の祭典

ページ番号26015 更新日 平成27年6月16日

来場者で混み合うフロアの写真

 平成27年6月13日(土曜)・14日(日曜)の2日間、生涯学習センターで青少年のための科学の祭典が開催されました。毎年6月の第2土曜日と翌日の日曜日に生涯学習センターで行われているもので、ことしで5年目を迎えた人気イベントです。青少年のための科学の祭典千葉大会実行委員会と公益財団法人日本科学技術振興財団、科学技術館、生涯学習センターが主催し、文部科学省や市教育委員会などが後援して準備を進めてきました。


学生と一緒にバーナーで実験をする子どもたちの写真

 県内や都内の学校の先生や、科学部の生徒さんたちが中心になって、科学の実験や工作で子どもたちに科学の楽しさを伝える企画です。夏休みの自由研究のヒントにもなることから熱心にメモをとる保護者の姿も見られます。子ども向けのイベントですが、夢中になって参加している大人も少なくありません。特に昆虫展のコーナーでは、熱心に写真を撮るお父さんの姿が多く見られました。


子どもたちを乗せて敷地内を走る手づくりの車の写真

 「ガラスビーズをつくろう」「ふしぎな壁をつくろう」「もちもちスライム」「声で遊ぼうエコーマシン」「時計反応と振動反応」「空き缶で虹を見よう」「ガラス細工を楽しもう」「スライム・スーパーボールをつくろう」「きれいな葉脈のしおり」「電気くらげ」「ゴルフボールの不思議」「ガラスペンダントをつくろう」「科学の力で犯人をさがせ」など、多くのプログラムがあることから、ご両親が別々のコーナーに並んで順番待ちをされるなど、ご家族で工夫を凝らしてたくさんのプログラムに参加されていました。


紙1枚で変わり絵をつくる工作コーナーの参加者の写真

 「消える絵・消えない絵、電気の葉っぱ」「レインボーメッキ」「プラスチックで遊ぼう」「科学マジック・科学クイズ」「光の箱をつくろう」「磁性スライム」などの多彩なプログラムが、生涯学習センター1階フロアの大部分を会場にして展開されました。「紙1枚で変わり絵をつくろう」という北豊島中学・高等学校の山川幸子先生と生徒の皆さんの工作コーナーでは、1枚の紙を折って絵を描き、マジックのように4種類の絵が現れる簡単な工作を楽しみました。このコーナーは小さなお子さんでもできるということもあり、特に女の子に人気でした。


カブトムシの模型を持つ親子の写真

 昨年から参加していただいている、日本鱗翅学会会員の里中正紀さんら、流山や柏の「昆虫好きなおじさんたち」が集まって標本や写真、そして生きている昆虫の展示をしていただいた「東葛地区、日本、海外!世界が広がる昆虫展」。昆虫をあまり知らない現代の子どもたちにその魅力や自然環境の大切さを知ってもらおうと活動されています。いままで「クロアゲハ」だと思って見ていた蝶が、最近ではそのほとんどが「ナガサキアゲハ」であると会の方からお話しを伺い、「身近な昆虫で地球温暖化の影響を実感しました」という感想も聞かれました。


シャボン玉とたわむれる子どもたちの写真

 会場となった生涯学習センターの玄関ではたくさんのシャボン玉を自動でつくることのできる機械が来館者を出迎えてくれました。同センターのスタッフが運転する手づくりの車が子どもたちを乗せて敷地内を走りました。日頃は大人の利用者が多い同センターですが、こうしたイベントでは毎年、お子さんでいっぱいになります。生涯学習センターでは、夏休みにも地域のアーティストの皆さんの協力を得て小・中学生向けのワークショップを数多く展開していく予定です。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ