ぐるっと流山 飯田信義さんの切り絵講座

ページ番号25921 更新日 平成27年6月8日

会場に集まった参加者の皆さんの写真

 平成27年5月30日(土曜)、森の図書館で「飯田信義さんの切り絵講座(全4回)」の第1回目が開催されました。暑い日でしたが、11人の方が参加してくださいました。中には、去年開催した同じ飯田信義さんの切り絵講座に参加してくださった方もいらっしゃいました。


説明する先生の写真

 講座が始まって最初に、先生が切り絵を始めたきっかけと、切り絵の作成手順を伺いました。出かけ先で見つけた切り絵を購入したいと思ったが、とても高額だったので自分で作ろうと思ったことがきっかけだそうです。切り絵の手順説明では、実際に先生の作品を見ながら分かりやすく説明していただきました。


熱心にスケッチをする参加者の写真

 実際に切り絵を作る前に、元絵が必要になります。森の図書館の外は自然豊かで、スケッチの対象になるものがたくさんあります。先生のおすすめは「つたのからまった太い木の幹」や「切り株」で、これらは切り絵にすると映えるということでした。


日差しの強い中外でスケッチをする参加者の様子

 日差しは強かったものの、日陰に入ると風が気持ちのいい日で、参加者の方も楽しそうにスケッチをしに出て行かれました。参加者の方は「ちゃんとした作品を作るなんて中学生以来よ」と話してくださったり、「あじさいの花を切り絵にするのはどうでしょうか」と、先生に相談したりと、皆さん熱心に作品作りに取り組んでいました。


線画作成中の様子の写真

 1時間ほどのスケッチを終えると、教室に戻ってきました。先生が用意してくれた下からライトを当てたガラス板で、スケッチを切り絵用の線画に描き起こす作業に入ります。ライトで絵を透かしながらスケッチした紙の裏に線を切りやすいようになぞっていきます。切り絵は白黒の世界なので、どこを黒く残し、どこを切り抜くかが素敵な作品にできるかのポイントになります。皆さん真剣に先生に相談しながら白と黒のバランスを吟味していました。


先生に相談している様子の写真

 切り絵にするとスケッチとはまた違った印象になり、スケッチよりも素晴らしい仕上がりになる、と先生はおっしゃっていました。次回は反転した線画を描く続きと、下書きのスケッチを黒い紙に貼り合わせ、実際に切っていく作業に入ります。第4回が終わって終了するころには、素敵な作品が出来ていることだと思います。


切り絵用の線画を描き起こしている様子の写真

 今回参加者の方が作ってくださった作品は、ギャラリーケースに展示されます。今回参加されなかった方も、是非参加者の方の力作や先生の作品を見にお越しください。ギャラリー展示の期間は平成27年7月19日(日曜)から8月16日(日曜)までを予定しています。


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