ぐるっと流山 東部公民館第2回ハートフルコンサート

ページ番号25811 更新日 平成27年5月27日

大勢集まった観客の写真

 平成27年5月24日(日曜)、東部公民館で「第2回ハートフルコンサート」が開催されました。このコンサートは、「クラシック音楽を地域の皆様へ」を合言葉に、昨年12月から始まりました。今回も、第1回に引き続き、ソプラノ歌手の渡邉真弓さんと、ピアニストの江崎宏子さんに出演していただきました。「素晴らしい歌声とピアノに魅了されました」などの感想が聞かれ、大勢の方々に満足していただきました。


渡邉さんの立ち姿の写真

 渡邉さんは、東京藝術大学を卒業後、日本音楽コンクールなどで入賞され、ソプラノ歌手としてご活躍されています。この日のプログラムはソプラノ独唱「おぼろ月夜」から始まり、トスティの「セレナータ」、山田耕筰の「風に寄せて歌へる春のうた」全曲と続き、トスティの「暁は光から」で第1.部が終わりました。曲の前の小話として、「セレナータ」にちなんだイタリア式の求愛の紹介などで笑いを誘い、観客の方からは「楽しく飾らないお話も渡邉さんのお人柄」と大好評でした。


ピアノと江崎さんを横から写した写真

 江崎さんは、武蔵野音楽大学を卒業後、数多くの音楽フェスティバルに出演されています。この日熱演してくださったのはドビュッシーの「月の光」、ショパンの「スケルツォ第2番」などで、大変聴きごたえのあるものでした。「月の光」は左のペダルがよく使用される曲ですが、左のペダルは最近修理したばかりだったため、「公民館のものを大切にしましょう」とお話しされ、会場を笑いでわかせていました。


熱唱する渡邉さんの写真

 第2部では、トスカのアリア「歌に生き恋に生き」、ラウレッタのアリア「私の愛するお父さん」、ルチアのアリア「辺りは沈黙に閉ざされ」のアリア3本立てでした。今回は舞台は使わず、フロアーで歌われ、サロン風となりましたが、「演奏が間近に見れてとてもよかったです」、「この雰囲気の中のソプラノを聴く機会はないだろうから、市民の1人でも多く聴いてほしい」と、サロン風コンサートは大成功でした。


ステージを使わずフロアでサロン風コンサートを行う様子の写真

 アンコールに応え、渡邉さんは「からたちの花」を歌いあげられました。最後には、会場全員が渡邉さんのリードのもと、「茶摘み」を大合唱して終わりました。「初夏にちなんだ選曲で楽しいひとときを過ごすことができました」「ほんとうにハートフルな時間をありがとうございました」など、たくさんの声が寄せられました。


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