ぐるっと流山 江戸川に魚を放流

ページ番号25303 更新日 平成27年4月20日

須藤さんから魚の説明を受けている様子の写真

 平成27年4月12日(日曜)、江戸川の河川敷で小学校の児童と保護者が魚の放流を行いました。これは、河川環境美化の啓発を目的に江戸川を守る会流山支部が実施したもので、第4回流山スプリングフェスタ-菜の花まつり-のイベントの1つとして行われました。事前に申し込みをした18組53人の親子が参加し、ヘラブナを16キロ(約90匹)放流しました。


須藤さんから水質の説明を受けている様子の写真

 放流を行う前に、河川環境や魚の生態などに詳しい千葉県環境学習アドバイザーの須藤雅彦さんを講師に、魚の見分け方や江戸川の水質のことについてお話をしていただきました。須藤さんは、ヘラブナをきっかけに環境関係の仕事についたそうです。また、水道水、川の水、スポーツドリンクが入った3つのペットボトルを並べて、人間にとっては、川の水を飲んだらお腹をこわしますが、魚は水道水やスポーツドリンクの中では生きてはいけないとの話をしました。水道水にはカルキなど消毒薬が入っていますし、スポーツドリンクにはいろいろなものが濃く含まれているからです。魚が住みやすい環境を保つには、スポーツ飲料を飲み残したり、マヨネーズをお皿にいっぱい入れて残したりしないで、最初からなるべく汚さないことが大事だと教えてくださいました。


魚を放流する子どもたちの写真

 川をきれいにすることの大切さを学んだあとは、いよいよ放流です。子どもたちは持参してきたバケツなどに魚を分けてもらい、放流用のパイプに魚を流していきました。今年の魚は少し大きく元気もよかったので、子どもたちの歓声も一際大きかったようです。

 


魚を放流する女の子の写真

 この放流事業を行った「江戸川を守る会流山支部」では江戸川の清流を取り戻すために河川美化の活動を行っています。随時会員を募集していますので、入会を希望される方、もっと詳しく知りたい方は江戸川を守る会流山支部事務局(市役所環境政策・放射能対策課内 電話:04-7150-6083)にお問い合わせください。


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