ぐるっと流山 流山市・松戸市合同の水防演習

ページ番号35499 更新日 平成16年7月29日

万が一の水害に備え

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 7月24日(土)に江戸川の増水による大洪水の危険を想定して、東葛中部地区連合水防団水防演習が行われました。
 この演習は、流山市と松戸市の連合の水防団により2年に1回実施されております。
 流山市からは、消防団(水防団)員101名、建設協会より30名の方々などが参加され、消防職員の指導のもと猛暑のなかにもかかわらずスムーズな連携プレーで、様々な水防工法が行われました。


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 当日は、8時30分から演習が開始され、まず竹とげ、杭拵え、土のう作りの準備工法から始まりました。
 次に実際の堤防保護のための表むしろ張り、五徳縫いが行われました。表むしろ張りは、出水期の堤防保護の手段として昔から盛んに活用されてきました。また、五徳縫いは堤防に亀裂が入ったときに行われる水防工法で、竹とげを行った青竹3・4本を用い、亀裂をはさんで各辺1メートルくらいの三脚または四脚に深く突き刺し、地上1.5メートルで一つに縄で結びその上におもりの土のうを載せます。これにより、亀裂の拡大防止となります。


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 この他、越水防止のための改良積土のうや、堤防の漏水の拡大防止策の釜段工などが行われ、最後に副統監の井崎流山市長から講評があり、10時30分ごろ演習は終了しました。
 7月中旬には新潟や福井で集中的な豪雨により堤防が決壊し、多数の死傷者を出すなど大きな被害となりました。万が一の災害に備え、地域での防災力の強化が叫ばれており、地域コミュニティの重要性が改めて認識されております。


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