ぐるっと流山　梶間俊一さん監督作品「オサムの朝」が放映

流山市在住の梶間俊一さんの監督作品です

　流山市在住の映画監督・梶間俊一さんの名作「オサムの朝」が7月27日（火）深夜24時からNHK衛星第2放送で放映されます。作品は、第10回坪田譲治文学賞受賞の森詠の同名小説を映画化したもの。中村雅俊や手塚理美、石田ひかり、石橋蓮司、榎本孝明、原田龍二、平田満、原日出子らが出演。戦後の原風景を通して、本当の豊かさとは何かを問う名作です。

　梶間監督は、1944年、茨城県生まれ。早稲田大学を卒業後、週刊誌の記者を経て、70年に東映東京撮影所に入所。助監督を経て83年監督デビュー。「ちょうちん」「疵(きず)」など斬新(ざんしん)なアウトロー映画で注目され、94年には辛口のサラリーマン映画「集団左遷」で高い評価を受けました。映画監督をはじめテレビドラマ監督、映画学校講師、そして流山市公民館講座の講師などとしても活躍され、子どもたちに向けるやさしいまなざしや独自の教育論、人生観にファンが多く、次回作が待たれます。
　夏休みの一日、ご家族でご覧いただける少年映画の名作です。ぜひ、ご覧ください。