ぐるっと流山 小中学生を持つ親のための「自己尊重トレーニング」講座

ページ番号35273 更新日 平成16年10月19日

会場内を回る講師の写真

 10月19日(火)、北部公民館で、ルポライター 北村年子さんを講師に「小・中学生を持つ親のための自己尊重トレーニング」が行われました。この講座は、北部公民館周辺の小中学校の保護者を対象に、19日から毎週月曜日、連続3回行われるものです。
 当日は、台風23号の接近に伴う強い雨が降っていましたが、受講生36人が参加。幼い子どもを、公民館保育ボランティアひだまりに預けて参加されるお母さんの姿も見られました。参加動機はさまざまですが、「子どもとの向き合い方」に悩んでいらっしゃるという方々が多かったようです。


板書を説明する講師の画像

 講師の北村さんは、長いルポの活動とご自身の家族を思いがけないことで亡くされた経験から、「今、ここに子どもが生きている・・これに勝ることがありますか?生きていてくれてよかった。悩みも葛藤も揺れも、子どもから与えられた体験と受け止めている」と話されました。それにはまず母親自身が自分を好きになり、自分を信じてあげられるようになることであると、自尊感情をもつことの大切さを訴えました。
 この講座にはテーマとして1.私がわたしであるために2.イイお母さんから幸せなお母さんへ3.もっと自分を好きになろう の3つがあります。


壇上で説明する講師の写真

 北村さんは講座にあたって、「いいお母さんから"いい子"は育つかもしれません。でも、いいお母さんから"幸せな子"は生まれません。幸せなお母さんから"幸せな子"が生まれます」と、頑張り過ぎるお母さんたちに、肩の力を抜いて、「自分のいいとこ探し」をしてみましょうと呼びかけました。
  この後、からだと心をほぐすリラクゼーションが行われ、ひとしきりリラックスしたあと、ワークショップに入りました。自分を好きになる、受容する、弱い自分も全部ひっくるめて好きになる―これがあれば、いじめや虐待などなくなるかもしれないと北村さんは自己尊重の意義、命の大切さを知って欲しい、そして、気づいてほしいと訴えました。


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