ぐるっと流山 県立流山高等学校によるシクラメンの販売を開始

ページ番号35582 更新日 平成16年12月1日

愛情込めて育て、いよいよ出番到来 県立流山高校

流山高校の生徒たちとシクラメン

 平成16年11月22日(月曜日)から、一般のお客様に6号鉢(直径20センチ、高さ16センチ)のシクラメンの販売が始まりました。
 冬の観賞用の花として親しまれているシクラメン。県立流山高等学校(佐藤正宜校長)の実習温室では、園芸科と生活科学科の生徒がシクラメンの「葉組み」と呼ばれる作業に追われています。この作業は、シクラメンの鉢の中央に花を寄せることで、つぼみに日が当たり元気に育つようにと行われるもの。種まきからちょうど1年。毎年、約4000の種を蒔き、立派な鉢植えとして残るのは約3割。ことしは夏の猛暑の関係で、若干少なめですが、約800鉢が元気なつぼみを付けました。


シクラメンの管理のしかた

 生徒が1年間、愛情を込めて育てたシクラメンがこの時期、いよいよ出番を迎えました。直接、学校にシクラメンを買いに来る市民の方も多く、「流山高校のシクラメンは長持ちするので、ことしも買いに来ました」と好評です。また購入時には、水やりや置き場所、肥料などを詳しく記した「シクラメンの管理の仕方」を一緒に手渡しています。


育て上げたシクラメン

 栽培の指導をしている教諭の皆さんは、「大事に育てていただければ、来年の5月まで花を咲かせます」と話していました。生徒たちは「地域の人たちに買っていただけるので密着感がある」「大切に育ててほしい」などとシクラメンづくりの感想を聞かせてくれました。
 流山高校では、シクラメンの栽培が一段落すると、かわいらしいサクラソウ科の「プリムラ」や卒業式を飾るキク科の「サイネリア」の栽培で忙しくなるそうです。


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