ぐるっと流山 作詞家・覚和歌子さんによる詩作朗読

ページ番号35575 更新日 平成16年11月29日

詩作朗読のためステージに上がる作詞家・覚和歌子さん

 平成16年11月24日(水曜日)、東部公民館で詩作朗読家の覚和歌子さんを講師にお招きして家庭教育講座が開催されました。覚さんは、早稲田大学卒業と同時に作詞家デビューし、数々の作詞をてがけ、3年前には映画の主題歌「いつも何度でも」の作詞をして大ヒットするなど作詞家として活躍。身体表現としての詩に目覚めてから「朗読するための物語詩」という独自分野を開拓、国内外でステージを展開していらっしゃいます。


作品を品定めする覚和さん

 今回の講座は、日頃、子育てに追われている母親の心の解放をテーマに、自分の心を見つめて詩にしてみようと開催された家庭教育講座。まず、覚さんはご自分の好きなものを上げながら自己紹介をされたあと、参加者にも「好きなものを8つ書き出してください」と投げかけ、それを覚さんがつくったメロディに合わせて作詞する作業を行いました。最初とまどっていた参加者も、好きなものを並べたオリジナル曲を2番まで作ってしまうなど、苦しみながらも自分を表現する楽しみも味わっていました。その後、覚さんの演奏で参加者が発表しあい、「その詩からその人のイメージが浮かびますね」と、好きなものを上げる行為は自己紹介の意味も含まれると話されていました。


演奏する覚和さん

 覚さんご自身が自意識に苦しんで詠んだという「うさぎ」を紹介。最後はやはり覚さん作「ゼロになるからだ」というタイトルの「雪解け」を朗読して参加者はひととき覚さんの世界にひたりました。「いつも何度でも」は、作曲が流山市在住の木村弓さんということもあって身近に感じます。最終回は17年2月26日(土)13時~17時まで覚和歌子さんの「歌と詩」コンサートが一般公開で計画されています。


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