ぐるっと流山 不登校児童・生徒と乳幼児の交流会

ページ番号35553 更新日 平成16年11月15日

公民館のふたつの居場所が交流

児童と一緒にゲームを体験

 平成16年11月12日(金曜日)、中央公民館で不登校児童・生徒と乳幼児の交流会が行なわれました。この交流会は、公民館が保育ボランティアの協力を得て定期的に行なっている子育てサロンの一環。中央公民館(文化会館内3階)の中で月曜日から金曜日まで行なわれている学校へ通っていない小中学生の教室「フレンドステーション」の子どもたちと乳幼児連れの親子とが一緒にゲームなどを通して触れ合う機会をと企画されました。


ゲームの順番を待つ参加者の皆さん

 当日は、乳幼児を連れた13組26人の親子とフレンドステーションの子どもたち8人が保育ボランティアひだまりの運営でゲームを楽しみました。平日の毎日行われているフレンドステーションの小中学生と、毎週火曜日や金曜日に開催されている子育てサロンに集まる幼い子どもたちとの交流の場をつくりたいと保育ボランティア「ひだまり」が企画したものです。全員が輪になって「花唄」のリズムにあわせてお隣さんの肩などをトントン叩き合うスキンシップゲームでスタート、顔を紅潮させた参加者は、笑いながら打ち解けていきました。ハンカチでねずみをつくったり「ハンカチ落とし」や「かごめかごめ」「はないちもんめ」「あぶくたった煮え立った」などの昔懐かしい遊びで、幼い子どもを抱えながら動き回ったり、お母さんたちも終始にこやかに参加していました。フレンドステーションに通う現代っ子にとっても全く知らない遊びだったようでしたが、保育ボランティアひだまりの説明を聞きながら鬼の役を演じたり、乳幼児と一緒に楽しそうに過ごしていました。


読み聞かせた大型絵本を楽しむ参加者の皆さん

 保育ボランティアが読み聞かせた大型絵本「おばけのバーバパパ」と小さな絵本「たたいてみよう」をみんなで一緒に聴く一幕も。会場となった同館のひだまりルームは、かつては公民館の喫煙場所でしたが、分煙化などの波によってパーテーションで仕切り、予算がないことから「不要になった絵本やおもちゃをください」と呼びかけたポスターで集ったおもちゃや絵本などを置いた部屋。市民から寄せられたおもちゃも多いことからプラレールなどのおもちゃで乳幼児を遊ばせる中学生などの姿もあり、微笑ましい光景がみられました。


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