ぐるっと流山 公開講座 「心とからだの健康講座」

ページ番号35551 更新日 平成16年11月15日

千葉大学教育学部教授の佐藤和夫さん

 平成16年11月15日(月曜日)、中央公民館で女性学級の公開講座が行われました。女性のライフサイクルを通じた心とからだの変化に耳を傾け自分を大切に健康で生きようと、11月8日から「気づいてみよう、感じてみよう」というテーマで開催されている女性学級の公開プログラムです。この日は、午前午後とも公開講座で女性学級生以外にも参加者を募ったため、男性の参加もありました。


健康について語る佐藤和夫教授

 午前は千葉大学教育学部教授の佐藤和夫さんによる「女と男のいい関係~ともに生きる」というテーマの講演がありました。パートナーといい関係を続けたいと考えたとき、住居を別にした週末婚を選択したというご自身の体験談や、愛情という名のもとに相手を束縛しているのは「人権侵害」であるなど、ときにはユーモアを交えながら、ときには辛らつに。「これからの人生はまだ長い、先30年もパートナーとどう生きるか、これからは性を優先しない男と女の関係「友人関係」がいいのではないか」と問いかけられました。また、よく言われる「なぜ女性は強いのか」という点に触れ、「料理ができることイコール自分で生活が出来る」からだと、ご自身が一人暮らしの経験から、料理が出来ることが生きる自信になっていると話すと、参加者の皆さんもうなずいていました。
近く佐藤さんの著書「男と女の友人宣言」が出版される予定だそうです。


箏奏者の金子さやかさんによる演奏会

 午後は「琴が奏でる癒しの世界へ」と題し、箏奏者の金子さやかさんによる演奏会が同じ会場で行われました。金子さんは7歳からピアノ、箏、三弦を小室圭子氏に師事され、東京藝術大学音楽部邦楽科を卒業されたあと、同級生と箏グループ「彩(あや)」を結成。現在は生田流筝曲宮城社教師、日本三曲協会、森の会、白根会、流山三曲会会員、國學院大學「尺八と箏と三弦の会」師範で、国内外各地での演奏や「NHKコンサート」TV出演などの活動をしていらしゃいます。演奏曲目は江戸時代に流行っていた曲「六段の調」、地唄がはいる「ちどりのうた」、宮城道雄作曲の「かくれんぼ」、さくらさくらのアレンジ曲「さくら」、そして洋楽のような曲「人形の子守唄」を箏の説明や曲の時代背景などの話を盛り込みながらの演奏会でした。参加者は生の箏の音色がかもしだす優雅なひととき、ゆったりした時に「気持ちよかった」と満足そうに語っていました。


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