ぐるっと流山 流山と徳島の子どもたちの合同ミュージカル

ページ番号35588 更新日 平成16年12月27日

合同ミュージカルの出演者の皆さん

 平成16年12月26日(日曜日)、アミュゼ柏クリスタルホールで流山ミュージカル劇団りとるねばあらんど(岩佐祥一主宰)と徳島ミュージカル劇団ぴいたあぱん(梶ヶ谷佳恵主宰)の合同公演が行われました。平成14年、流山青年会議所の設立20周年記念に、地域の子どもたちを巻き込んで社会性のあるものを開催しようと、徳島ミュージカル劇団ぴいたあぱんを招き、一緒に舞台に出場する流山の子どもたちを公募、白血病をテーマにしたミュージカル「サンキュー 命をありがとう」を公演したのがきっかけで、両市の子どもたちの交流が始まりました。 


合同ミュージカルの様子

 舞台の感動が忘れられないと、翌15年、流山の子どもたちが、徳島の姉妹劇団として流山で「りとるねばあらんど」を結成。昨年、流山市文化会館で難病の筋ジストロフィーの実話をもとにしたミュージカル「天国からのぷれぜんと」を徳島と流山の子どもたちが演じ、観衆の涙を誘いました。
 流山ミュージカル劇団「りとるねばあらんど」は、この日に向かって、夏休みから流山青年の家や東部公民館などでレッスンを続けてきました。今回のミュージカル「わがはいは猫である」は、16年間マンション暮らしをしていた我が輩ネコは、町に出て、いろいろな動物たちと出会いました。のぞきや噂好きなカラスのおばさん、おしゃれなネコのマリリン、ハンサム犬のアレックス、そしてやさしいたぬき、うぬぼれ屋のキツネ、すてられたミケ、お金持ちネコのダイアナ。みんな人間に似た性格を持っていることに気づきます。そんな中で起きた事件。動物たちの友情、助け合いの楽しいミュージカル。舞台を見ていると、自分はどのタイプに似ているのだろう…と思わず自分に置き換えて考えてしまうようなストーリーです。


ハンサム犬のアレックスの登場シーン

 ハンサム犬のアレックスに流山市立南部中2年生、捨てられたネコのミケに流山小5年生、母を待つ少女に流山小2年生、やさしいたぬきに向小金小6年生、お金持ちのネコのダイアナに向小金小3年生、おしゃれネコのマリリンに向小金小3年生など、流山から多くの小中学生が出演しました。当日は、流山の児童福祉にと募金活動も行われました。昼間と夜の2回公演でしたが、会場には多くのファンが観劇にいらしていました。昼間の公演では、井崎市長も駆け付け、子どもたちの熱演を見守っていました。なお、劇団は来年夏に、臓器移植をテーマに流山公演を計画しているそうです。


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