ぐるっと流山 テレビドラマが幼稚園で撮影、園児たちも出演

ページ番号35073 更新日 平成17年3月14日

市民は流山フィルムワークスを結成

緊迫した撮影現場

 平成17年3月13日(日曜日)、市立江戸川台幼稚園(山本ちよ園長・園児53人)でテレビドラマの撮影が行われ、園児や教職員もエキストラ出演するなど、ドラマ製作に積極的に協力しました。これは、映画やテレビドラマ、CMの撮影を誘致し、市民が文化活動に関わるきっかけをつくっていこうと新年度に立ち上げる流山フィルムコミッションの一環として行われたものです。今月5日(土曜日)、6日(日曜日)には、市立南流山中学校で、(財)デジタルコンテンツ協会が主催し、経済産業省が後援する「ショートフィルム・スタジアム2004」で優秀作品に選ばれた脚本の映画「硝子(しょうこ)と鉛の火粉(こ)」の撮影が行われ、同中学校生徒がエキストラ出演したばかり。


ヘッドホンをつけて音声チェックする写真

 今回は、この映画撮影に続く第2弾で、民放局の2時間テレビドラマ「名司会者 寿鶴子 殺人スピーチ」の撮影。主演の女優・泉ピン子さんが犯人の手掛かりを捜して幼稚園を訪れるシーンでは、何十人ものスタッフの真剣な雰囲気に、休日返上で撮影に協力してくれた園児の保護者たちも「こんなに何回もやり直すんだね」、「1回ごとにメイクを直すのね」と熱心に見学していました。幼稚園に通う弟がエキストラ出演しているという江戸川台小学校1年の小林賢吾くんは、いつの間にか、録音部のスタッフと仲良しになってヘッドホーンをつけて、音声チェック。思わぬ体験学習に、スタッフから「将来はドラマ制作の録音部で活躍できそうですね」と励まされる一幕も。


泉ピン子さんと記念撮影する幼稚園児たち

  エキストラ出演した園児は、同園の年少たんぽぽ組に通う19人の子どもたち。撮影終了後には泉ピン子さんと一緒に記念撮影をして大喜び。担任の田邊留美子さんは「子どもたちは、みんなテレビが来る、泉ピン子さんがいらっしゃるというので、楽しみにしていました。機械に触らないという約束だけをして、あとは、自然に遊んでいました。こうした機会を得て、子どものときから流山に興味や関心を持つきっかけになったらいいですね」と語っていました。同幼稚園での撮影が終わって、午後からは鰭ヶ崎の東洋学園大学に場所を移して撮影を行いました。同大学は、昨年、女優ミムラが主演し人気を博したテレビドラマ「ビギナー」の舞台になるなど、ロケ地に選ばれることが多いことでも有名な大学です。


撮影現場を遠くから撮影

 市内には、こうしたロケ地申し入れなどが盛んですが、1月に流山工業団地などで撮影が行われた映画「ポチの告白」は、すでに完成試写会も行われ、3月中にカンヌ映画祭に出品される予定です。また、2月22日には、若い映画好きな市民が集まって、流山フィルムワークス(武田正光代表)が設立され、2月26日から28日まで北海道で行われた「ゆうばりファンタスティック映画祭」を視察しましたが、同映画祭で、昨年、流山や我孫子、柏など東葛地域で撮影された映画「CHARON カロン」がゆうばりファンタランド大賞を受賞しました。流山フィルムワークスは、10月に東葛シネマナイトという映画祭を計画しているそうです。


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