ぐるっと流山 ロータリー100周年記念事業

ページ番号35059 更新日 平成17年3月28日

中学生に陶芸の楽しさを直伝

陶芸に挑戦する中学生の写真

 平成17年3月27日(日曜日)、西深井の紫焔窯で中学生が陶芸に挑戦しました。この陶芸教室は、ロータリークラブ創立100周年を記念して、流山中央ロータリークラブ(矢口一郎会長)が「陶芸の話、土にふれて、ろくろにふれて」と題して行ったもので、地元の東深井中と北部中から27人の中学生が参加しました。講師は、同クラブの会員で秋耕展大賞や文部大臣賞などに輝く陶芸作家の田口佳子さん。


中学生に教える田口先生の写真

 当日は、同クラブの社会奉仕委員長として今回の教室を企画した玉ノ井哲夫さんや井崎市長も訪れ中学生の熱心な陶芸作業を見守っていました。窯元の田口さんは、90年に同所に開窯し、2001年には江戸川台東にスタジオをオープンするなど、芸術活動のかたわら地域の文化の振興にも尽力されています。中国は宋の時代によく使われた紫紅釉に魅せられ、追求していることから「紫焔窯」の名がついたそうです。参加した中学生は、信楽の赤土を一人1キロずつ手びねりや手ろくろで湯飲み、皿、鉢など思い思いの形にしていました。


手の形の陶芸を制作した中学生の写真

 この後、乾燥や素焼き、塗り、本焼きと完成までには1か月半もかかります。西深井小学校4年生のときに紫焔窯に見学に来て陶芸を楽しんだことがあるという東深井中学校1年の宇田川啓介くんは電動ろくろに挑戦。「電動ろくろは、回転が速いので、中心をとるのが難しい」と言いながら真剣な表情で皿づくりにチャレンジ。また、北部中学校1年の石山朋代さんは、周囲の中学生がみな皿や湯のみなど実用的なものを作っている中で唯一3本の指を立てた手を模した置物を製作。「美術部なので、家に飾れるようなものを創りたくてチャレンジしてみました」と語っていました。


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