ぐるっと流山 第2回近藤勇忌

ページ番号34993 更新日 平成17年4月11日

新選組ゆかりの京都や日野から約100人のファンが詰め掛ける

流長寺での法要の写真

 第2回近藤勇忌が平成17年4月10日(日曜日)、長流寺で行われました。ことし日野市の石田寺で土方歳三忌が30回目を迎え、港区の専称寺で沖田総司忌が31回目を迎えますが、新選組局長の勇についてはこうした偲ぶイベントはありませんでした。そこで、昨年のNHKの大河ドラマ「新選組!」の放送を機に近藤が最後の陣を敷き、官軍に自首した地であり、近藤と土方が最後のときを過ごした流山で初めての近藤勇忌が市民有志の手で開催され、今回の第2回勇忌となったものです。


新選組の講演会の写真

 開催したのは、新人物往来社で新選組の図書を100冊以上も出版し新選組ブームの仕掛け人でもある本市在住の大出俊幸さん。この日は、新選組ゆかりの京都や日野などから約100人の新選組ファンが詰め掛け、井崎市長や山崎政治商工会長、近藤勇陣屋跡の地権者でもある秋元浩司さんら関係者も駆けつけました。


商工会館での講演会の写真

 慶応4年4月2日、近藤勇は志を同じくする人々と共に、下総流山に屯集し、翌4月3日、勇は薩摩藩、有馬藤太の指揮する西軍の陣営に出頭。有馬藤太の厚い心遣いを受けつつ中仙道板橋宿に送られ、4月25日、板橋に於いて刑死しました。行年35歳。流山では「この地を戦禍に巻き込まないために出頭した」と語り伝えられています。焼香が終わってからは、近くの流山商工会館へ移動し、近藤勇子孫宮川豊治さんを講師に迎え、「流山の近藤勇と土方歳三」と題した講演会が行われました。


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