ぐるっと流山 春休みに石けんづくりに挑戦

ページ番号34965 更新日 平成17年4月4日

昼食でも環境体験学習

マスクをして石けん液をかき混ぜるている写真

 春休みの4月4日(月曜日)、リサイクルプラザで小中学生30人が石けんづくりなどに挑戦しました。流山おやこ劇場(油井陽子代表)が、環境体験学習として企画したものです。廃油を使った石けんは、水350ccに苛性ソーダ350グラムを入れて廃食油2.5リットルをまぜ、約1か月ねかせてできあがります。子どもたちは交代で棒を持って30分ほどかき回しました。


流山市石けん利用推進協議会の皆さんの指導を受けている写真

 南流山中3年の菊地駿太くんは、「お母さんが合成洗剤などを買って来ないので、家では石けんに親しんでいますが、作ったことがないので参加しました。環境は地球規模で考える必要があるけど、環境保全のためには家庭でできるところからやるべきだと思います」、また、流山小6年の米山朋子さんは、「匂いが強くて、30分もかき回すので疲れますが、買った洗剤しか知らないので、一度自分で作ってみたかった」と参加の動機を語ってくれました。講師は、流山市石けん利用推進協議会(冨田久代代表)の皆さん。冨田会長は「小学4年生で環境学習の授業があって声がかかった学校には、石けんづくりの指導を出前しています。子どもから環境問題に関心を持ってもらって、保護者や大人に広げていきたい」と語ってくれました。


交替で石けん液をかき混ぜている写真

 石けんづくりを終えた子どもたちは、バスに乗って文化会館に向い、カレーライスで昼食を楽しみましたが、カレーライスを盛った皿をパンで拭き取るようにして食べたため、洗剤を使わないうえ食べ残しもなく、昼食会でも環境体験学習の一環となりました。主催した流山おやこ劇場では、合成洗剤は30日たっても分解されず、そのままの性質のものさえありますが、石けんは、二酸化炭素に分解され、水で薄まると水の中のカルシウムと結びついて魚のエサになって自然に消滅します。洗剤の成分が残ってメダカの住めないような川にならないようにしましょうと参加者に呼びかけていました。
 なお、石けんづくりについての問い合わせは市役所生活安全課04-7150-6312へ。
 


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