ぐるっと流山 俳句でまち発見

ページ番号34357 更新日 平成17年9月5日

俳句でまち発見講座 吟行で流山の歴史や風土に触れる

水見先生が季語などについてわかりやすく講義

 平成17年9月3日(土曜日)、中央公民館(文化会館)で、市民教養講座「俳句でまち発見講座」が行われ、親子連れを含む22人が俳句の楽しさを学びました。この講座は、9月3日から11月19日までの全7回で、毎回会場を変えながら流山の自然や歴史に触れ、感じたことを俳句で表現してみようと企画されました。 


閻魔堂で一句

 俳句を指導してくださるのは、流山市俳句協会会長であり、俳誌「悠」主宰、ホトトギス同人の水見壽男さん。10歳から俳句を始めたという水見さんは、「俳句は頭でなく俳句は足でかせげ」と現場に立つことの大切さを訴え、この時期、1日のうちでも朝夕に感じる秋の涼しさと午後に感じる夏の暑さなどを例えに、季語などについても初心者向けにわかりやすく話しました。


閻魔堂で一句

 この日は、中央公民館(文化会館)から古い町並みが残る旧流山街道を通り、金子市之丞の墓のある閻魔堂と近藤勇の陣屋跡へ向かい、そこでNPO法人「交通文化連盟」の皆さんから説明を受け、参加者はその場に佇みながら、それぞれの思いの一句を短冊に書いていました。流山市は、俳人・小林一茶との交流があった縁から、一茶の生まれ故郷・長野県信濃町と姉妹都市を締結。流山での一茶の支援者であった醸造家・秋元双樹との交流を偲び流山6丁目には一茶双樹記念館もオープンし、俳句など文化活動の拠点として市民に親しまれています。


近藤勇陣屋跡でも一句

 一行は、吟行を終え文化会館に戻って、作品鑑賞や添削などを学びました。水見さんは、俳句の楽しみは1.つくる2.声に出して読む3.俳句の本を読むことと語り、特に歳時記などの名句集を読んだり、名句を書写することも重要と薦めていました。翌4日(日)には、森の図書館を会場に東深井古墳群や利根運河を吟行しました。流山市俳句協会では小中学生への俳句出前講座を開催するなど、子ども達に俳句の楽しさを知ってもらおうという活動も展開しています。これからでも参加したいという小中学生は文化会館(電話04-7158-3462)までご連絡を。


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