ぐるっと流山 家庭教育講座

ページ番号34321 更新日 平成17年9月15日

子どもを危険から守るために~親として何を教えたらよいか 警察の協力で専門家から見た子どもの危険~家庭教育講座

家庭教育講座

 平成17年9月14日(水曜日)、中央公民館では「子どもを危険から守るために~親として何を教えたらよいか」をテーマに家庭教育講座が開講され、千葉県警本部生活安全部少年課東葛地区少年センターの少年補導専門員、安孫子直子さんと警部補、根本茂伸さんのお二人にお話いただきました。


家庭教育講座

 主に小学生の身におこる危険について、安孫子さんは「子どもだけでいるときが最も危険であることを家庭で親が何回でもしつこいくらいに子どもに伝えてほしい。そして、子どもに、学校にいるときは先生が、家庭にいるときは親が守ってくれるけど、そうじゃない時は“自分の命は自分で守る”ことをしっかり伝えてもらいたい」と話していました。


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 具体的な対処方法としては、少年センターで行っている「誘拐防止教室」で伝えている5つの約束「1.1人にならない2.知らない人についていかない3.大きな声で助けを呼ぶ4.誰とどこで遊ぶか話します5.友達が連れて行かれそうになったらすぐに助けを呼ぶ」について説明。特に大きな声で助けを呼ぶと言うことは普段から声を出していないと急にはでないもの、それも、「きゃー」という叫び声は周りの人に遊んでいる声と勘違いして受け止められるため、必ず「助けてー」と叫ぶことが大切で、これを日常練習しておいてほしいと力説していました。この後、参加した方を“不審者に声かけられる子ども”役に見立てたロールプレイが行われ、実際にどんなふうに声かけられるのかを体験しました。


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 最後に危険から身を守るポイントとして、不審者の乗った車が近づいてきた時は車の進行方向と逆の方向に逃げること、知らない人が近づいてきた時は両手を広げたくらいの距離をあけて話すこと、これは普段どのくらいの距離か、その間隔を目で覚えさせておくことが大切と話していました。そして防犯ブザーについても使い方はもちろん、防犯ブザーの効果についても、子どもは勘違いしていることがあるため、ブザーを鳴らしてもすぐ警察がくるのではなく、鳴って不審者がひるんだすきに逃げることを子どもに言って欲しいと話していました。


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 参加された皆さんは、「子どもにどうしたら自分の身を自分で守れるか、具体的に話すポイントがわかって助かりました」と話していました。この講座には乳幼児を連れた方も参加しており、講座中は保育ボランティアひだまりの皆さんに子どもを預かってもらったため、「ゆっくり集中して話を聴くことができました」と喜んでいました。
 次回の家庭教育講座は10月16日(土曜日)流山小、流山北小、南部中の3校合同「ふれあいコンサート」が文化会館大ホールで開催されます。


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