ぐるっと流山 さすまたの寄贈

ページ番号29797 更新日 平成17年12月6日

子どもの安全を守るために 流山職場警察連絡協議会が「さすまた」を寄贈

さすまた贈呈式

 広島市安芸区や栃木県今市市で小学1年女児が殺害されるなど悲惨な事件が相次ぐ中、市では、流山警察署や各学校と連携し、パトロールの強化をはじめ通学路の安全対策の見直しなどを図っています。この一環として、平成17年12月6日(火曜)、流山警察署で流山職場警察連絡協議会(海老原堯会長)による「さすまた」贈呈式が行われました。昨年、市内23小・中学校に贈呈されたのに続き、全幼稚園、保育園・保育所、学童保育所に43本の「さすまた」が寄贈されました。同協議会は、職場と警察が相互に連携し安全な地域社会を目指そうと市内34事業所で組織されています。


さすまた贈呈式

 海老原会長は冒頭のあいさつで「平成13年の大阪教育大学付属池田小学校の児童殺傷事件を始め、広島、栃木の児童殺傷事件など、子どもをとりまく安全環境は深刻化しています。お子さんを預かる各幼稚園、保育園などの皆さんも、安全に関して対策を十分にとっているかと思いますが、万が一不審者が侵入した際には、子どもたちはもちろん職員の方々の安全を確保するため活用していただきたい」と述べました


さすまた贈呈式

 流山警察の加藤署長は「警察も全力で取り組んでいますが、今後も自治体や流山職場警察連絡協議会、自主防犯パトロール等の方々と連携をとって、事件を未然に防ぐよう努めます」と述べました。平野生活安全課長も「地域別の危険度ランキングなどを作成し、皆さんにお伝えすることで事件を予防し、また発生状況による対策を練っていきたい。そのためにも、保護者の方々から得た小さな情報でも警察に連絡していただきたい」と要望しました。


さすまた贈呈式

 「さすまた」は長さ約2メートルのアルミ合金製で、U字になっている先で不審者の動きを止めるのに効果を発揮します。贈呈式が終わった後も、一部の方は「さすまた」の使い方や、消火器や催涙スプレーなど、いざという時の対処の仕方について熱心に警察関係者に質問していました。市でも明日12月7日には、各教育関係者やボランティア代表、補導員代表などが一堂に会し、子どもの安全をどう守っていくかを話し合う予定です。

 


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