ぐるっと流山 サクラ草の展示会

ページ番号28432 更新日 平成18年4月17日

流山サクラ草会10周年の展示会 純日本産の古典園芸植物を楽しむ

浄観寺境内でサクラ草の展示会

 平成18年4月14日(金曜)から16日(日曜)まで西深井の浄観寺境内で流山サクラ草会(矢口茂会長)の展示会が行なわれ、多くの愛好者で賑わいました。純日本産の古典園芸植物である日本サクラ草を楽しもうというもので、この季節に毎年開催されています。


浄観寺境内でサクラ草の展示会

 会場となったお寺の境内にはテントが張られ、「江戸柴」、「鳴戸沖」、「天晴」、「玉珊湖」などの名札がついたピンクや白の色とりどりの花を咲かせたサクラ草が並びました。「殺伐とした現代社会の中で、知らない人同士がなごやかに会場で苗を交換し合い、翌年、育てた花を持ち寄って仲間の輪を広げていくという集い」として続けられ、ことし10年目を迎えました。


浄観寺境内でサクラ草の展示会

 純日本産のサクラ草は300年以上の歴史を持つ園芸で、江戸時代中期から続いているそうです。清楚で可憐でありながら優雅さを持つ日本サクラ草は、日本人の美意識にマッチしているようです。会場となった浄観寺には、会員の皆さんが丹精込めて育てた日本サクラ草約150品種が所狭しと美しさを競っていました。


浄観寺境内でサクラ草の展示会

 最終日の16日(日曜)には、井崎市長も会場を訪問し、流山サクラ草会の10周年を祝い、可憐なサクラ草を楽しみました。矢口会長は「いまでは、サクラ草というと一般に海外からの輸入品種を指すことが多く、海外からのものは種で自然に育ちますが、日本古来のものは毎年植え替えなければならないので手間がかかりますが、昔から枯らすことなく育て続けて来たからこそかわいい」と教えてくださいました。


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