ぐるっと流山 こがわをきれいに

ページ番号28382 更新日 平成18年5月1日

 5回目の「こがわ」清掃活動 約50人が今上落としのごみを回収

ボランティアで川を清掃

 平成18年4月29日(祝日)、江戸川に沿って南北に流れる今上落とし、通称「こがわ」を昔のように魚やしじみが捕れる綺麗な川によみがえらせようと、地元のボランティアグループが河川の清掃活動を行いました。この日、清掃活動を行ったのは、地元の自治会をはじめ消防団3分団や8分団、カヌー同好会、建設協同組合などからなるボランティアグループ「めだかの会」(森淑浩代表)の皆さん約50人。


こがわ

 めだかの会は、昭和30年代までは、この川で魚やしじみを採った体験や両親などからそうした話を聞いて育った流山っ子らが中心になって、平成15年4月29日に第1回の清掃活動を行い、春と秋に活動を続けて、今回で5回目。1回目には3トンもの粗大ゴミなどが拾われたそうです。


ボランティアで川を清掃

 今にも雨が降り出しそうな曇り空の下、胴長靴をはいてとび口を持った若い男性たちが川に入り、ごみ拾い集めると、建設協同組合のクレーン付トラックからワイヤで地元漁師さんからお借りした舟が橋から下ろされ、この舟に拾い集めたごみを積んで川を下っていきます。小谷橋、あんま橋、富士橋の3つの橋で同じように舟を下ろしたり上げたりしながらごみを回収。


ボランティアで川を清掃

 胴長靴などがない人々は、土手沿いにペットボトルや空き缶を拾いながら約1キロを歩きました。この今上落としは、古くから新川耕地の農業用の排水路としてつくられたもので、昔からここを知る人の話では、川で泳いで遊んだり、魚や貝のしじみを捕って食べたりしたこともあったそうです。


ボランティアで川を清掃

 森会長によると、ことしから年間を通じ水質検査の定点観測も行うそうです。また、昨年は、自転車やテレビなどの大きなごみが1.5トンと多かったのですが、こうした地道な活動が周囲の意識も変えているようで、ことしはごみが激減したと喜んでいました。


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