ぐるっと流山 マブイまつり

ページ番号28327 更新日 平成18年5月15日

母の日に「子どもたちへ平和な未来を」 マブイまつり~平和都市宣言のまち流山市から

地域に密着したマブイまつり

 平成18年5月14日(日曜)、平和台2号公園でマブイまつりが同実行委員会(鈴木利枝委員長)の主催で行なわれました。平和都市宣言をしている流山から「子どもたちに平和な未来を」と毎年、母の日の前後に地域のお母さんたちが中心になって開催し今年6回目を迎えました。


子どももたくさん参加

 まつりの名称にもなっているマブイとは、琉球言葉で「魂」とか「心」というような意。太平洋戦争でわが国唯一の地上戦があった沖縄の民謡などを聞きながら、平和について考えようと毎年行われています。バザーやフリーマーケット、沖縄料理の模擬店や沖縄音楽のステージなどが人気です。平和台2・3丁目自治会館でトイレやテントを借りて、ヨークマートに駐車場を借りて、流山市社会福祉協議会の後援を得てという地域と密着したおまつりとして定着しています。


子ども広場で親子も楽しく

 中でも人気なのが子どもの広場。子どもたちから「おもちゃのおじちゃん」と親しまれている美原の島津弘明さんは、手づくりの大型遊具を広げて子どもたちと遊んでくださいます。島津さんは電気工事店を営むかたわら、取り引き先や工事先で出た木材の廃材を集め、木製の大型遊具を製作するのが趣味。子どもが好きなこともあって、毎回、自ら運転するトラックに手づくりの大型木製遊具を積んでボランティアで子どもの遊び場を提供してくれています。


イラク戦争に関した写真展

 バザーなどでの収益金の一部は流山市社会福祉協議会に寄付されます。流山市は平和都市宣言をしていますが、会場には、井崎市長も訪れ森住卓さんの「イラク戦争と子どもたち」と題した写真展などを見学、鈴木実行委員長と「ぜひ、ご来場の皆さんにこの写真展を見てから帰っていただきたいですね」と話し合っていました。


ステージで生ライブも

 人気バンドのチャンプラーズライヴをはじめ琉球舞踊、エイサー太鼓など沖縄の音楽が好評でしたが、パーランクという太鼓を手づくりで製作して、皆で打ち鳴らしながら踊るという楽しいひとときも演出され、会場は一体感に包まれていました。また、前日にはNHKFMのニュースに鈴木実行委員長が生出演し、マブイまつりが紹介されたこともあって、ことしは会場を訪れる方々もかなりの数にのぼりました。流山市では一昨年から、市民の皆さんが平和への願いを込めて折った鶴を広島平和記念公園に贈る運動を続けています。


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