ぐるっと流山 ホタルの幼虫を放流

ページ番号28326 更新日 平成18年5月15日

夏の風物詩ホタルの幼虫を放流 参加した27人の子どもが約600匹の幼虫を

約50人が参加して放流

 平成18年5月14日、約600匹のホタルの幼虫が、子どもたちの手で駒木台ホタル池に放流されました。これは、ホタル池をつくる会の主催で行われたもので、今年で4回目。駒木台自治会を中心に、約50人の方々が参加し行われました。


コップに入れたホタルの幼虫を放流

 参加した27人の子どもたちは雨上がりの湿地におおはしゃぎで、まだホタルを見たことがないという男の子は、夏が待ちきれない様子。順調に行けば1~2か月で成虫になるということで、毎年少しずつですが、成虫のホタルが飛び交う様子が見られるそうです。


放流されたホタルの幼虫

 放流されたホタルの幼虫は、ホタル池をつくる会の方が卵から育てたもので、実際に育てた会員の方に話を伺うと「ホタルの幼虫はタニシなどの小さい貝類をえさにしますが、なかなかこのえさの選定が難しい。300匹から飼育を始めても、放流まで生き残るのは200~250匹程度。色々試行錯誤しながら育てています」と飼育の苦労を語ってくださいました。


役員の皆さん

 同会代表の大島暢人さんは、「豊かな自然の象徴でもあるホタルを、子どもたちが見られるよう今後も活動を続けていきたい。放流した後も、小魚や亀などの天敵に食べられてしまうケースも多く、餌場の確保や、池の整備など今後の課題も多いですね」と話してくださいました。


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